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主に寺社参拝を通しての気付・思ったことのお話

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紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
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◆御札の箱を作成します。

御札を入れる箱の注文を承りました。ありがとうございます。(以下御札箱)

IMG_8237.jpg

この御札箱は元々仏像を入れるために作成したものですが、お客様の話を聞いていて、「御札にも使える」と思い、お勧めしました。
 

仮にAさんとしますが、Aさんは何代も続く古い家系で、屋敷の中に祠がある家です。祠の中には石仏と御札が5枚入っていました。御札は近年のものから江戸期のものまであり、どれもお稲荷さんの木製の御札でした。
 
 
Aさんと相談し、このお札は祀ることになったので、そうであればと札を入れる箱「御札箱」を提案させて頂きました。桐材になります。


寺社で分けて頂く御札ですが、信仰の対象とする場合、御札をそのまま立てかけてお参りするのと、神棚(御札箱含む)などにいれてお参りする場合は後者の方が御札の力は強くなります。
 
 
今回のケースでは、御札が木製で大きさが不揃いであること、御札が大きいので市販の神棚には入らないことなどを考慮して、仏像を入れてお参りする際に作った箱と、同じデザインで作成しました。
 
 
IMG_8238.jpg


神棚だと仰々しいという方にはスッキリしてお勧めです。


スッキリしているとはいえ、元々が仏像をお参りするようにデザインしたケースなので、デザイン重視で「それ意味ないぞ」というようなものではないです。信仰の対象にするには箱に籠らせることが大切なのです。御札が見えるようではどうかと思います。

 
扉は上にスライドします。

IMG_8245.jpg


神様や仏様の御札、仏像を納入することを想定していますので、箱の底には底板を一枚敷いてあります。

IMG_8242.jpg


ちょっとしたことですが、御札を祀る時は、我が家に神様をお招きするという気持ちが肝要です。底板を敷くのはそういう意味合いも含まれます。

IMG_8240.jpg

底板は外れます。


この箱の良い所は、別注なので、御札の大きさに合わせて箱を作れることです。


お値段ですが、Aさんの御札箱の場合、高さ37.7cm、幅9.3cm、奥行7.9cmで8,800円でした。


桐材は箱の面積で値段が変わります。この箱より小さい場合は値段が安くなります。


紅葉屋では御札箱の注文も賜ります。気軽にご相談下さいませ。


紅葉屋呉服店はこちらまで





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