前回のブログの補足です。七日毎に行われる裁判の5回目、三十五日目はあの有名な閻魔大王が出てきます。
私の家の宗派、浄土真宗では父の葬儀の時、四十九日ではなく、三十五日の法要で一応終わりました。
後で調べて仏教世界の死後観が分かってきましたが、四十九日法要は裁判が全部終わるから必要だと理解できますが、三十五日法要は何でかな?と思っていましたが、ひょっとすると三十五日目の裁判官「閻魔大王」に関係しているのやもしれません。閻魔大王はそれほど有名と言うことです。
閻魔さんのことが気になりましたので、調べてみました。
第五法定の裁判官、閻魔大王の前には、浄玻璃(じょうはり)という水晶で出来た鏡があります。この鏡には死者の生前の悪業が全て映し出される仕組みになっていますので、嘘は一発でバレるようです。他の裁判官よりも厳しそうなイメージがあるからか、35日法要の重要さが説かれたのかなと思います。
閻魔様の像を見るに、とても怖い顔をしていますが、地獄に落ちると確定した死者にも「あなたの遺族が追善供養をしてくれるかもしれないから、もう少し待ってあげよう」と優しく語り掛けてくれることが結構あるそうです。
閻魔大王は人類最初の人間であり、人類で最初に亡くなった人間でもあるそうです。死者第一号です。故に彼が死後の世界の王になったとありました。
閻魔大王の住む世界は当初、天上にありました。花々の咲き乱れる美しい世界でしたが、だんだん彼の王国にも悪人がやってくるようになり、王国は乱れていきました。
やがて、閻魔大王の王国は天国と地獄に分割され、地獄の世界まで運営しなくてはならなくなりました。その後、閻魔大王はいつのまにか天界の王ということが忘れ去られ、地獄の王というイメージだけが残ったようです。
閻魔大王にしたらいい迷惑ですね。
参考文献 ひと目でわかる 現代人のための仏教の知識百科

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私の家の宗派、浄土真宗では父の葬儀の時、四十九日ではなく、三十五日の法要で一応終わりました。
後で調べて仏教世界の死後観が分かってきましたが、四十九日法要は裁判が全部終わるから必要だと理解できますが、三十五日法要は何でかな?と思っていましたが、ひょっとすると三十五日目の裁判官「閻魔大王」に関係しているのやもしれません。閻魔大王はそれほど有名と言うことです。
閻魔さんのことが気になりましたので、調べてみました。
第五法定の裁判官、閻魔大王の前には、浄玻璃(じょうはり)という水晶で出来た鏡があります。この鏡には死者の生前の悪業が全て映し出される仕組みになっていますので、嘘は一発でバレるようです。他の裁判官よりも厳しそうなイメージがあるからか、35日法要の重要さが説かれたのかなと思います。
閻魔様の像を見るに、とても怖い顔をしていますが、地獄に落ちると確定した死者にも「あなたの遺族が追善供養をしてくれるかもしれないから、もう少し待ってあげよう」と優しく語り掛けてくれることが結構あるそうです。
閻魔大王は人類最初の人間であり、人類で最初に亡くなった人間でもあるそうです。死者第一号です。故に彼が死後の世界の王になったとありました。
閻魔大王の住む世界は当初、天上にありました。花々の咲き乱れる美しい世界でしたが、だんだん彼の王国にも悪人がやってくるようになり、王国は乱れていきました。
やがて、閻魔大王の王国は天国と地獄に分割され、地獄の世界まで運営しなくてはならなくなりました。その後、閻魔大王はいつのまにか天界の王ということが忘れ去られ、地獄の王というイメージだけが残ったようです。
閻魔大王にしたらいい迷惑ですね。
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