fc2ブログ

主に寺社参拝を通しての気付・思ったことのお話

プロフィール

紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
momijiyagohukuten.com

月別アーカイブ

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

0 コメント

◆仏様の種類

お寺に祀られている仏像の種類は多岐に亘ります。

数多くいらっしゃる仏様も、ランクというか階級のようなものがあります。詳しく話そうとすると纏める自信がないので仏様の世界を会社に例えてみたいと思います。会社には役職があります。


◎社長、会社の代表
これに相当するのが「如来」。釈迦如来・大日如来・薬師如来・阿弥陀如来などが有名。

〇重役
これに相当するのが「菩薩」。観世音菩薩・地蔵菩薩・普賢菩薩・文殊菩薩などが有名。

〇部長
これに相当するのが「明王」。不動明王・降三世明王・大元帥明王などなど。

〇課長
これに相当するのが「天部」とか「諸天善神」。四天王・弁才天・吉祥天・荼枳尼天・大黒天などなど。


ざっくり解説しました。因みに平社員が人間かと思います。

役職を嵌めると、どうしても如来が一番偉くて下に行くほど位が低い感じがしますが、密教的には全ての仏様は大日如来の変化した姿という意味もあるので、どの仏様を信仰しても構わないそうです。人それぞれ、ご縁なのでしょう。


しかし、仏教に出てくる仏様の種類は多いです。神仏習合のことも考えますと膨大な数になりそうです。


何故こんなに種類が多いのか?


仏様が登場する昔話は日本にいくつかありますが、それらを読むとこの仏様だけが人の前に出てくるということはありません。阿弥陀如来だったり薬師如来だったり、観音様、お地蔵さん、千手観音、十一面観音、不動明王、弁才天、毘沙門天、稲荷神、いろいろです。本当に困っている人の前に御縁のあった仏様が現れるようにも思えます。困りごとは人それぞれです。


仏様の種類が多いのは、それだけ人間の悩みが複雑だからなのだと思います。


不動明王イラスト-crop


※紅葉屋はこちらまで

スポンサーサイト



コメント

非公開コメント