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主に寺社参拝を通しての気付・思ったことのお話

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紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
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◆仏像は怖い?

仏像を怖がる人は極たまにいるようです。

確かに寺巡りをしていると、「この仏像はすごい力だな」と思える仏様も多々いらっしゃいます。


拙い知識で考えますと、仏像の強さキツさと言うのは・・・


①歴史、古さ。

②どんなお坊さんが開眼したのか。

③開眼後、どれだけしっかり拝まれたのか。人数とか。

④きちんと管理されているか否か。

⑤仏像の素材。霊木で彫られたのかどうか。

⑥仏様の種類によって変わるかも。


で変わってくるように思います。


ただ、仏像を怖いか怖くないかは人間の受け取り方なので、仏像の強さ・キツさと言うのはあんまりそれに関係はないと思います。


昔、父からこんなことがあったと話を聞きました。


店番をしていたら、新規の方が訪れました。数人のグループです。


当店はこういう店であること、こういう物を扱っていることなどを話しました。また話の中で先祖から仏様を祀っていると言ったら、皆さんお参りしたいという事になり部屋に通しました。


帰る頃、一部の人はフラフラになっていたというものです。


後で父に聞いた所、「一部の方は恐怖心をもったみたい。仏様を前にして恐怖を抱くと、仏様はその気持ちは受け取らないのでそのまま返すから」とのことでした。どうも自分の思い(念)をそのまま受け取ってしまったようです。


子供の頃、父に連れられ岐阜県の金華山ロープウェイの近くにある大仏をお参りに行きました。堂内に入り見上げて大仏と目が合うと「怖い」と思いましたが、だんだん慣れてきて「怖くない、むしろ有難いなぁ」と思ったところ大きなお顔がニカッと笑いました。実際にそんな機能は仏像にはついてませんが、そう観えたのです。


仏像と言うのは、ある意味鏡に似ているのかも知れません。今の自分の感情をそのまま写すのです。


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※紅葉屋はこちらまで





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