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主に寺社参拝を通しての気付・思ったことのお話

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紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

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◆地蔵寺釈厄外伝記について その9  地蔵寺釈厄外伝記の世界 開催中です。

前回の続きです。お寺に納めた方(地蔵寺縁起書)を紹介させて頂きました。

この縁起書、父の手を借り、稲荷神の言霊を文字に起こして書いた訳ですが、お寺に納めていない大部分が現在未完状態です。

そちらは地蔵寺釈厄外伝記との題名にしました。

本年7月2日、父は永眠致しました。

お世話になったお客様には、本当に感謝しております。ありがとうございました。


父が寝たきりになっていた時、丁度亡くなる一か月くらい前でしょうか。一日だけ元気な時がありました。


その時が多く言葉を遺した最後でしたが、家族一人一人、必要な言葉をもらいました。


私に遺した言葉の一つに、父がライフワークで書き続けた地蔵寺縁起書の話がありました。


父は、「地蔵寺釈厄外伝記は親子二代で完結させる」と言いました。


私は霊能力はありません。父のような芸当はとても真似できない旨を伝えましたが、父は「お前ならやれる」と言いました。


一体どうやってと思いましたが、あの父がやれると言ったので、今ではやれるのではないか?と漠然とですが、そんな気がします。


父は他に、自分の代ではやりたくともやれなかった仕事を家族に託しました。今、一つずつそれを形にしております。


父が亡くなって数日後、本当にお世話になった地蔵寺さんへお参りに行きました。ご本尊の地蔵菩薩と、寺の守護神白旗稲荷大明神へ、お礼を言いに行きました。


父は血液の難病を患っていましたが、その病気を患った人で一番長生きした人でもありました。


これも一重に神仏の御力だと思います。お地蔵様や白旗稲荷の御力も多分に頂いておりました。お礼参りですね。


本堂の前でお参りし、既にご存知かと思いながら父が亡くなったことを報告し、地蔵寺釈厄外伝記の残り部分の執筆を引き受けたことを白旗稲荷大明神に言葉でこう述べました。

 
「父から地蔵寺釈厄外伝記を完結させる旨を頂きました。今の私ではなかなか難しいかと思いますが、時期が来ましたらご尽力下さいませ。よろしくお願い致します。」



その日は曇天でした。しかし、私が言葉を言い終えて間もなく、私がお参りした辺りだけ陽が差しました。偶然ですが、私は白旗稲荷大明神が「うむ!」と答えてくれたような気がしました。


大きな宿題が出来ましたが、何とか完成させたいと思います。


さて、父の最後の企画した店内イベント「地蔵寺釈厄外伝記の世界」、現在開催中です。


疫病神、貧乏神の封じに長けたと言われる玉圓尼和尚の念持仏を特別開帳致しております。またこれも父のアイデアですが病気封じの掛軸も展示販売しております。


世間はようやくコロナも収まりつつあるかな?と思いますが、これをお読みの皆様に、一人でも多くの方に仏縁が繋がりますよう、気になった方は是非当店まで遊びにいらして下さいませ。


玉圓尼の笈厨子①



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