天神様の掛軸を見たくなったので飾ってみました。

子供の頃より縁があり、今でもよくお参りしています。学問の神様ですね。(詳しくはこちらまで)
我が家では天神様をお祀りしているので、たまにはこういう感じで床を飾って楽しみます。当初、紺色の毛氈(もうせん)を敷いていましたが、赤色の方が良いということで赤色の毛氈に変えました。

天神様を偲び、学問に関する飾り、文房具を並べます。

筆とか

硯とか。これは「風」の字の硯です。

風神雷神の画かれた棗(なつめ)。お茶を入れる茶道具ですが、天神様は火雷神というイメージもあります。

水晶の飾り。太陽のイメージです。

水晶の飾り。こちらは月のイメージです。

掛軸の下には手製の鳥居を設置しました。
当初、畳一面に赤毛氈を敷いていましたが、神仏を祀る飾りつけをする場合、全面に毛氈を敷くのは好ましくないそうです。畳の部分が見えるように置かないと、神様が足を踏む場も無いのだそう。
天神様は、当時日本随一の漢詩の達人でした。時の有名僧侶から代筆も頼まれるほどだったとか。
私に漢詩の才能がないのでなんですが、歌の一つでも床の前で詠むのもいいかもしれません。
このように我が家では家族でこじんまりとした祭を行います。祭りとは神仏と遊ぶということです。
私も理屈が分かるまで思いもしませんでしたが、自宅に床の間があるという方は、実は途轍もなく恵まれています。何故なら神仏と遊べる部屋があるからです。
古くより床の間とは、本来仏壇を祀ったり、自分の信仰する神仏を祀る部屋です。昔の人は家の守りや、子孫や家の繁栄には神仏の力、先祖神の力は欠かせないと考えていました。床の間とは神仏、先祖神との接触の場と言えるでしょう。
今後、新築を考えている方が、たまたまこのブログを読んでいるとしたら、ぜひ床の間を作ることを推奨します。日本の家にとって、家の中に床の間が無いというのは、例えるなら龍の絵を上手に画いたのに、目玉を入れ忘れたことと同じです。
つまり、的外れの見当違いということです。
私もこの年になって、ようやく祭の重要性に気付けました。その祭を家で行えることは、とても楽しいですし有難いことだと理解できるようになれました。
家に床の間が無いという方は、置き床を置けば、同じように神仏と遊ぶことも出来ます。
このブログを読んだ方で、ちょっとでも祭、遊びに興味が出てきたのなという方がみえたら、まずは自分が現在住んでいる地域の氏神さまのお祭に、率先して一緒になって楽しんで参加することをお勧めします。
氏神様は何も文句を言わず、氏子を厄神から守ってくれているのですから。
※紅葉屋呉服店はこちらまで

子供の頃より縁があり、今でもよくお参りしています。学問の神様ですね。(詳しくはこちらまで)
我が家では天神様をお祀りしているので、たまにはこういう感じで床を飾って楽しみます。当初、紺色の毛氈(もうせん)を敷いていましたが、赤色の方が良いということで赤色の毛氈に変えました。

天神様を偲び、学問に関する飾り、文房具を並べます。

筆とか

硯とか。これは「風」の字の硯です。

風神雷神の画かれた棗(なつめ)。お茶を入れる茶道具ですが、天神様は火雷神というイメージもあります。

水晶の飾り。太陽のイメージです。

水晶の飾り。こちらは月のイメージです。

掛軸の下には手製の鳥居を設置しました。
当初、畳一面に赤毛氈を敷いていましたが、神仏を祀る飾りつけをする場合、全面に毛氈を敷くのは好ましくないそうです。畳の部分が見えるように置かないと、神様が足を踏む場も無いのだそう。
天神様は、当時日本随一の漢詩の達人でした。時の有名僧侶から代筆も頼まれるほどだったとか。
私に漢詩の才能がないのでなんですが、歌の一つでも床の前で詠むのもいいかもしれません。
このように我が家では家族でこじんまりとした祭を行います。祭りとは神仏と遊ぶということです。
私も理屈が分かるまで思いもしませんでしたが、自宅に床の間があるという方は、実は途轍もなく恵まれています。何故なら神仏と遊べる部屋があるからです。
古くより床の間とは、本来仏壇を祀ったり、自分の信仰する神仏を祀る部屋です。昔の人は家の守りや、子孫や家の繁栄には神仏の力、先祖神の力は欠かせないと考えていました。床の間とは神仏、先祖神との接触の場と言えるでしょう。
今後、新築を考えている方が、たまたまこのブログを読んでいるとしたら、ぜひ床の間を作ることを推奨します。日本の家にとって、家の中に床の間が無いというのは、例えるなら龍の絵を上手に画いたのに、目玉を入れ忘れたことと同じです。
つまり、的外れの見当違いということです。
私もこの年になって、ようやく祭の重要性に気付けました。その祭を家で行えることは、とても楽しいですし有難いことだと理解できるようになれました。
家に床の間が無いという方は、置き床を置けば、同じように神仏と遊ぶことも出来ます。
このブログを読んだ方で、ちょっとでも祭、遊びに興味が出てきたのなという方がみえたら、まずは自分が現在住んでいる地域の氏神さまのお祭に、率先して一緒になって楽しんで参加することをお勧めします。
氏神様は何も文句を言わず、氏子を厄神から守ってくれているのですから。
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