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2020-08-31

◆お稲荷さんから頂いた御縁と幽霊のお話

姉から興味深い話を聞いたので、メモ代わりに残しておきます。


姉の旦那さん、私から言えば義理の兄ですが、結婚する前は信心はなかったです。


しかし、信仰心を持っている我が家と付き合う内、(強制はしてないですが)だんだんと考え方に変化が生じ、現在ではお不動さんをお参りするようになりました。
 
 
そんな義理の兄ですが、我が家で祀っている稲荷神を姉がよくお参りしている影響で、その稲荷神の本体である岡山県の最上稲荷(最上位経王大菩薩)にも夫婦で何度かお参りに行っているようです。
 
 
先月だったか、義理の兄は出張で広島県に行った際、帰り道で岡山県を通るので、朝早く一人で最上稲荷にお参りに行きました。

 
本堂付近に行くと、丁度お坊様の朝のお勤めの直前で、お坊様から「良かったら一緒にお参りしませんか?」と声をかけてもらったそうで、お坊様達と一緒に本堂の奥(普通は入れない場所)まで入れてもらい、本尊の最上位経王大菩薩の前でお参り出来たそうです。これ自体がなかなか稀なケースかと思います。
 
 
感動した義理の兄は、その後お寺のおみくじを引いた所、本人も周りの家族も驚くような一文がおみくじに書かれていました。


それは・・・
 
 
「あなたは普賢菩薩を信仰しなさい」
 
 
というものでした。なかなか特定の仏様を信仰しろという文面のおみくじは無いと思います。義理の兄は辰年で、干支の守護仏も実は普賢菩薩でした。
 
 
後日、姉から話を聞いて驚き、どこか普賢菩薩を祀っているお寺を知らないかということで、三重県の普賢寺を姉に教えました。ここのお寺、私は参拝に行ったことがないですが、一度三重県の博物館で行われた展示会にて、こちらのお寺の普賢菩薩像をお参りしたことがありました。
 
 
平安初期の古像、おそらく霊木像と思われるような凄い仏さまでした。どうせお参りに行くなら古仏が良いよということで伝えました。姉も調べたところ、ここが最初に出て来たので気にはなっていたとのことでした。
 
 
普賢寺の近くに平安時代の巨大な十一面観音を祀る「近長谷寺」もあるので、お参りついでにそちらもどうぞと勧めました。
 
 
本日、お参りに行ってきたと詳しい話を聞かせてもらいました。
 
 
普賢寺のご住職との会話の中で、コロナ騒動を受けて仕事が大変という話をした際、このようなことを聞いたという話が興味深かったので、御紹介致します。
 
 
それは幽霊のお話です。

 幽霊イラスト

江戸期頃に良く描かれた幽霊画のイメージは、このような白い着物を着た女性像かと思います。


実はこの姿、ちゃんと意味があるそうです。
 
 
だらんと両手を前に突き出しているのは、幸せとかすがれるものを求めている相。
 
 
髪が長いのは後ろに引かれている、過去への執着心を表す相。
 
 
そして消えている両足は地に足がついていないという相。

 
 

とのことでした。幽霊画の描き方には約束事がありますが、これにもちゃんと意味があったのです。幽霊画と言うのは、死んでから執着心を捨てきれないと幽霊になるという戒めかと思っていましたが、よくよく考えれば、生きていてもちゃんと気を付けていないと、生きながら幽霊のような状態にもなりかねないということです。
 
 
お坊様の話を聞いて、姉はとにかく今は地に足をしっかりつけて、一つ一つ一生懸命、一日一日を過ごしなさいと解釈したそうです。
 
 
はるばる訪れた姉夫婦に、お坊様から「どうしてここに来たのですか?」と尋ねられた際、最上稲荷のこと、おみくじに普賢菩薩を信仰しなさいと書かれていたことを伝えると、お坊様も驚いている様子で、そんな理由で寺に訪れたという人は初めてとのことでした。
 
 
お坊様曰く、この寺に来る地元以外の人は、どうしても見仏で来る人が多いそうです。姉夫婦は見仏ではなくお参りに来ていました。そして今後も義理の兄は普賢菩薩をお参りしたい、出来ればお札を分けてもらって、家で毎日お参りしたいと伝えた所、快くその場でお札を作って頂いたそうです。
 
 
姉夫婦は近くの近長谷寺もお参りに行きましたが、お坊様が言うには、元々この普賢寺は近長谷寺の末寺だったそうです。

 
普賢菩薩はよくお釈迦さんを中心にして、向かって右側が文殊菩薩、左側が普賢菩薩の三尊像形式で祀られます。文殊菩薩は「知恵の菩薩」、普賢菩薩は「行の菩薩」と云われ、実践的な修行が大切であると説かれるそうです。
 
 
知恵も大事ですが、それを活かすには行動が大切ということですね。
 
 
今回は姉を通じて色々と教えて頂きました。
 
 
義理の兄に尊き仏縁があって良かったです。


しかし、お稲荷さんすげえな・・・。
 
 
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プロフィール

紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

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