どこの神社にも入り口があります。正面鳥居があるところです。
しかし、古い神社ほど神社の周りの環境が変わる(神社の土地が狭くなるとか)ことで入り口が変わったり、増えたりします。
後から出来た出入り口は人の都合で増えたと思われます。
車社会になって境内に駐車場が出来たりすると、車用の出入り口も出来ます。
しかし、きちんと正式に参拝しようと思うのなら、やはり正面鳥居から入ることをお勧めします。
「神社は正面の鳥居を潜ってはいらなければ駄目だな」と思った出来事が昔ありました。正確に言えばそれだけではないですが、今回もマナーのお話です。
名古屋市中区にある「闇森神社(くらがりのもりじんじゃ)」へ参拝に行った時の話です。


応神天皇、神功皇后、仁徳天皇を祀るかなり古い神社です。

(闇森神社の正面鳥居。鳥居の真ん中にあるのは建物ではなく「不浄除け」と云われる壁)
こちらの神社、入り口が三か所あります。正面立派な鳥居のある正式な入り口。(以下入り口A)
そして正面から見て、神社の敷地右側にある小さな入り口(鳥居は無い。入り口B)、そして駐車場へ入る為の神社敷地後方の入り口(入り口C)です。
ここはかなり、きつい感じがする立派な神社です。
始めて参拝に来た時は父と一緒でした。「闇森」というおよそ社名では使わないような、尋常ではない神社だと思いました。
車を止める場所が境内にあると分かりましたが、「これは、車を乗り入れて良い神社ではない」と判断し、入り口Cへの車乗り入れを避け、父だけ神社の横、入り口Bで降ろし、車は近隣のコインパーキングを探して止めました。
駐車場を探してそこに止め、そこから神社へ歩いて到着するのに時間で言えば10分、15分くらいだったと記憶しています。
父を下ろした入り口B付近に辿り着くと、何やら大慌てで、手にしたカメラがお手玉みたいに手の中で踊っていました。
様子が面白かったので、笑いながら「何してんの?」と尋ねると「カメラのフィルムが飛び出た!」とのこと。本人は軽いパニック状態です。
もう全くと言って良いほど見かけなくなりましたが、昔はコンビニで「写ルンです」という商品名のフィルムカメラを売っていました。
デジカメやスマホが当たり前となった世代には、昔のカメラにはフィルムが入っていたと言っても通じないかもしれませんが、スマホが登場する前位には、まだコンビニにフィルムカメラが売っていました。今でもあるのかな?と思って調べたら、まだ売ってはいますね。それにも驚きました。
話を戻しますが、神社の入り口Bにいたので、
「ひょっとして正面から入らずにここから入った?・・・で、お参り済ませてから写真頂いた?」
と聞けば、
「横から入った。お参りせずに写真を撮ってたら、それがいけなかったみたいでフィルムが・・・」
とのことでした。
・神社は正面鳥居を潜って入る。
・写真を頂く時は、きちんとお参りしてから。
・神社へ入ったら手と口を清める。
というのを神社巡りを通じて分かってはいたのですが、父は神社が好きなのでついつい忘れてしまったようです。向うからすれば、「分かっているのに何事か!」ということだったのでしょう。
フィルムは巻き取る前に陽の光を浴びると駄目になります。帰宅後、現像に出しましたが、やはり光が入ったことで見えなくなっていました。
しかし、奇妙なことがありました。

闇森神社へ参拝に来る前、同日に名古屋市中区にある「泥江縣神社(ひじえがたじんじゃ)」へ参拝に行きました。
ここも謎というか奇妙なものが遺っている神社でした。そこで参拝後に頂いた写真は大丈夫でしたが、闇森神社境内の写真(黄色の四角からEまで)だけ全滅だったのです。
闇森神社で撮影出来た唯一の写真は、境内の外から撮った石柱(画像:赤色の四角)だけでした。
後で父に聞けば、入り口Bから入ると、直ぐに赤い鳥居が続く稲荷神があったそうです。どうも手も洗わず、正面入り口も通らず、本殿へ参拝もせずに写真を撮りまくっていたので、闇森神社のお稲荷さんからお叱りを頂いたと言ってました。
後日、お詫びも兼ねて私一人で参拝に行きました。
その際、懲りもせず(?)お写真を頂きましたが、その時は何もなく撮れました。

やはり、神社内で撮影する際は、マナーを守るのは必要ですね。
しかし、古い神社ほど神社の周りの環境が変わる(神社の土地が狭くなるとか)ことで入り口が変わったり、増えたりします。
後から出来た出入り口は人の都合で増えたと思われます。
車社会になって境内に駐車場が出来たりすると、車用の出入り口も出来ます。
しかし、きちんと正式に参拝しようと思うのなら、やはり正面鳥居から入ることをお勧めします。
「神社は正面の鳥居を潜ってはいらなければ駄目だな」と思った出来事が昔ありました。正確に言えばそれだけではないですが、今回もマナーのお話です。
名古屋市中区にある「闇森神社(くらがりのもりじんじゃ)」へ参拝に行った時の話です。


応神天皇、神功皇后、仁徳天皇を祀るかなり古い神社です。

(闇森神社の正面鳥居。鳥居の真ん中にあるのは建物ではなく「不浄除け」と云われる壁)
こちらの神社、入り口が三か所あります。正面立派な鳥居のある正式な入り口。(以下入り口A)
そして正面から見て、神社の敷地右側にある小さな入り口(鳥居は無い。入り口B)、そして駐車場へ入る為の神社敷地後方の入り口(入り口C)です。
ここはかなり、きつい感じがする立派な神社です。
始めて参拝に来た時は父と一緒でした。「闇森」というおよそ社名では使わないような、尋常ではない神社だと思いました。
車を止める場所が境内にあると分かりましたが、「これは、車を乗り入れて良い神社ではない」と判断し、入り口Cへの車乗り入れを避け、父だけ神社の横、入り口Bで降ろし、車は近隣のコインパーキングを探して止めました。
駐車場を探してそこに止め、そこから神社へ歩いて到着するのに時間で言えば10分、15分くらいだったと記憶しています。
父を下ろした入り口B付近に辿り着くと、何やら大慌てで、手にしたカメラがお手玉みたいに手の中で踊っていました。
様子が面白かったので、笑いながら「何してんの?」と尋ねると「カメラのフィルムが飛び出た!」とのこと。本人は軽いパニック状態です。
もう全くと言って良いほど見かけなくなりましたが、昔はコンビニで「写ルンです」という商品名のフィルムカメラを売っていました。
デジカメやスマホが当たり前となった世代には、昔のカメラにはフィルムが入っていたと言っても通じないかもしれませんが、スマホが登場する前位には、まだコンビニにフィルムカメラが売っていました。今でもあるのかな?と思って調べたら、まだ売ってはいますね。それにも驚きました。
話を戻しますが、神社の入り口Bにいたので、
「ひょっとして正面から入らずにここから入った?・・・で、お参り済ませてから写真頂いた?」
と聞けば、
「横から入った。お参りせずに写真を撮ってたら、それがいけなかったみたいでフィルムが・・・」
とのことでした。
・神社は正面鳥居を潜って入る。
・写真を頂く時は、きちんとお参りしてから。
・神社へ入ったら手と口を清める。
というのを神社巡りを通じて分かってはいたのですが、父は神社が好きなのでついつい忘れてしまったようです。向うからすれば、「分かっているのに何事か!」ということだったのでしょう。
フィルムは巻き取る前に陽の光を浴びると駄目になります。帰宅後、現像に出しましたが、やはり光が入ったことで見えなくなっていました。
しかし、奇妙なことがありました。

闇森神社へ参拝に来る前、同日に名古屋市中区にある「泥江縣神社(ひじえがたじんじゃ)」へ参拝に行きました。
ここも謎というか奇妙なものが遺っている神社でした。そこで参拝後に頂いた写真は大丈夫でしたが、闇森神社境内の写真(黄色の四角からEまで)だけ全滅だったのです。
闇森神社で撮影出来た唯一の写真は、境内の外から撮った石柱(画像:赤色の四角)だけでした。
後で父に聞けば、入り口Bから入ると、直ぐに赤い鳥居が続く稲荷神があったそうです。どうも手も洗わず、正面入り口も通らず、本殿へ参拝もせずに写真を撮りまくっていたので、闇森神社のお稲荷さんからお叱りを頂いたと言ってました。
後日、お詫びも兼ねて私一人で参拝に行きました。
その際、懲りもせず(?)お写真を頂きましたが、その時は何もなく撮れました。

やはり、神社内で撮影する際は、マナーを守るのは必要ですね。
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