◆伊崎寺 弁財天の御祭り
とあるお客様から、「滋賀県にある伊崎寺さんにて弁財天の法要があるので、良ければ参加しませんか?」とのお誘いがあった。
何でも弁財天の尊像にお酒を注ぐ「弁財天浴酒供」という御祭りとのこと。
天台系の寺院は仏像が沢山あるので、昔から好きで良く参拝に出かけていたが、こちらのお寺には行ったことがなかった。縁も所縁も無いお寺の法要、しかも弁財天の法要を知ったということは、それは「行けよ」ということだと思ったので、出掛けることにした。
お客様から概要は聞いていたが、やはり初めて法要に参加するので、事前にお寺に電話し、伺う日と時間をお伝えしておいた。
場所は名神高速彦根ICから車で30分ほど。
朝の9時頃に駐車場についた。

事前に調べてみたら、あの「千日回峰行」に代表される、天台修験の租である「相応和尚」が創建とのこと。詳しくはお寺のHPを見て頂きたいが、行場の色が非常に濃い霊場であった。
現在の御住職は千日回峰行を満行した大阿闍梨さまである。

駐車場から参道を歩いて1キロほど行くと本堂が見えた。

お寺のすぐ目の前には琵琶湖が見える。

私と同じく参加していた信徒さんに聞けば、8月には琵琶湖に飛び込む棹飛(さおとび)という行事があるとのこと。琵琶湖は何度か訪れたことがあるが、この日は波が結構あった。
本堂を参拝し、時間が来たので弁財天の法要を行う建物に案内され着座した。午前と午後の部があり、両方参加させて頂いた。阿闍梨様は大変気さくな方で、こちらをおもてなししようという気持ちが随所に感じられ、恐縮したが有り難かった。
肝心の弁財天の尊像にお酒をかけるという所作は見えなかったが、信徒の皆様と一緒にお経を読み、真言を唱えたり、阿闍梨様が気さくに話しかけたりしてくれた経験は、言葉では伝え難い。
午前と午後の法要は、参加したことで気付いたことが沢山あった。
この日は精進料理も頂いたが、ここでも学ぶことはあった。またここ20年間で、信徒さんには初めて振舞うと言う、弁天様に供えた赤米のお酒を頂いた。大変珍しいこととのこと。弁天様も召し上がったであろう赤米のお酒は素直に嬉しかった。
今思えば、平成23年頃と記憶しているが、思う事があり弁天様を意識してお参りするようになったが、お参りの仕方は我流であった。今回の機会は、大きな学びの機会であった。
お客様の紹介で、縁も所縁も無かったお寺で、初めてお坊さんが執り行う弁財天の法要に参加させて頂いた訳だが、その初めての法要が天台宗の大阿闍梨様が執り行っていたというのが、後になってしみじみ有り難いなと思った。
帰り際、下(琵琶湖)に降りる階段があったので、降りてみた。昔は船で渡ってしかこれなかったらしい。

凄いところだなぁと思いつつ、降りた琵琶湖の岸から湖を見れば虹が掛かっていた。

この日感じたこと、思ったことは何とも表現のしようがない。
帰った後、嫁に「遅い!」と怒られた。これはこれでこちらが悪いので反省したが、怒られたことを差し引いても長居出来たのは貴重な体験でした。
伊崎寺さんは不動明王が本尊のお寺であるが、年間通して何度か法要を行っている。お寺参りや仏像好きという人も、まだ良く分からないという方も、行に参加すると気付くことがあるかもしれないので、是非機会がありましたら、お出かけ下さいませ。
※詳細はお寺のHPをご覧下さいませ。
とあるお客様から、「滋賀県にある伊崎寺さんにて弁財天の法要があるので、良ければ参加しませんか?」とのお誘いがあった。
何でも弁財天の尊像にお酒を注ぐ「弁財天浴酒供」という御祭りとのこと。
天台系の寺院は仏像が沢山あるので、昔から好きで良く参拝に出かけていたが、こちらのお寺には行ったことがなかった。縁も所縁も無いお寺の法要、しかも弁財天の法要を知ったということは、それは「行けよ」ということだと思ったので、出掛けることにした。
お客様から概要は聞いていたが、やはり初めて法要に参加するので、事前にお寺に電話し、伺う日と時間をお伝えしておいた。
場所は名神高速彦根ICから車で30分ほど。
朝の9時頃に駐車場についた。

事前に調べてみたら、あの「千日回峰行」に代表される、天台修験の租である「相応和尚」が創建とのこと。詳しくはお寺のHPを見て頂きたいが、行場の色が非常に濃い霊場であった。
現在の御住職は千日回峰行を満行した大阿闍梨さまである。

駐車場から参道を歩いて1キロほど行くと本堂が見えた。

お寺のすぐ目の前には琵琶湖が見える。

私と同じく参加していた信徒さんに聞けば、8月には琵琶湖に飛び込む棹飛(さおとび)という行事があるとのこと。琵琶湖は何度か訪れたことがあるが、この日は波が結構あった。
本堂を参拝し、時間が来たので弁財天の法要を行う建物に案内され着座した。午前と午後の部があり、両方参加させて頂いた。阿闍梨様は大変気さくな方で、こちらをおもてなししようという気持ちが随所に感じられ、恐縮したが有り難かった。
肝心の弁財天の尊像にお酒をかけるという所作は見えなかったが、信徒の皆様と一緒にお経を読み、真言を唱えたり、阿闍梨様が気さくに話しかけたりしてくれた経験は、言葉では伝え難い。
午前と午後の法要は、参加したことで気付いたことが沢山あった。
この日は精進料理も頂いたが、ここでも学ぶことはあった。またここ20年間で、信徒さんには初めて振舞うと言う、弁天様に供えた赤米のお酒を頂いた。大変珍しいこととのこと。弁天様も召し上がったであろう赤米のお酒は素直に嬉しかった。
今思えば、平成23年頃と記憶しているが、思う事があり弁天様を意識してお参りするようになったが、お参りの仕方は我流であった。今回の機会は、大きな学びの機会であった。
お客様の紹介で、縁も所縁も無かったお寺で、初めてお坊さんが執り行う弁財天の法要に参加させて頂いた訳だが、その初めての法要が天台宗の大阿闍梨様が執り行っていたというのが、後になってしみじみ有り難いなと思った。
帰り際、下(琵琶湖)に降りる階段があったので、降りてみた。昔は船で渡ってしかこれなかったらしい。

凄いところだなぁと思いつつ、降りた琵琶湖の岸から湖を見れば虹が掛かっていた。

この日感じたこと、思ったことは何とも表現のしようがない。
帰った後、嫁に「遅い!」と怒られた。これはこれでこちらが悪いので反省したが、怒られたことを差し引いても長居出来たのは貴重な体験でした。
伊崎寺さんは不動明王が本尊のお寺であるが、年間通して何度か法要を行っている。お寺参りや仏像好きという人も、まだ良く分からないという方も、行に参加すると気付くことがあるかもしれないので、是非機会がありましたら、お出かけ下さいませ。
※詳細はお寺のHPをご覧下さいませ。
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