2月20日に行われる裸祭りに奉納する鏡餅を作る行事があったので参加した。
そもそもは義理の両親の住んでいる地区が、何でも60数年振りに鏡餅を作ることになったので、滅多にない機会だから来ないかと言われたのが切っ掛けだった。
全国的にも有名な国府宮の裸祭りは、まだ行ったことがない。
その鏡餅を作るというのも大変貴重な経験だと言う事で、参加しようと思った。
正直、行く前は公民館とかを借りて、その中で大きめの鏡餅を作るのかな位にしか思っていなかったが、向った会場に近付くと、それが全く思い違いであったことが分かった。

広い会場に人々がごった返していたのだ。

そして、画像だと伝わり難いが、鏡餅が想像していたのと比べてかなり大きかった。
この日は鏡餅を整形するまでの流れで、ある程度乾燥したらお飾りの形にするのだろう。
後で見せて頂いた資料によると、完成予想図の鏡餅は三段構成で、通常の円い餅が大小二段、その上には菱型の餅と、「だいだい」が乗っている。

この画像が「だいだい」ようするに鏡餅の一番上にのる柑橘類であるが、
当然、あの巨大な鏡餅に納まる様な柑橘類など無いと思うので、それに見立てた和菓子である。
何でも羊羹で作られているとのこと。
会場の大きなステージで整形されていた鏡餅と同時進行で、別の鉄骨巨大テント内では、
10数台の石臼で餅が搗かれていた。

嫁の親戚の方からお話を聞いて驚いたが、この立派な石臼、この時用の為だけに新調したとのこと。

しかも毎年の裸祭りでは、鏡餅を作る道具は、その都度作り替えると言う。

当然もち米を蒸す蒸篭も全て新調する。

もう凄い力の入れようだ。しかしあの立派な石臼は、一度使ってその後はどうなるのか聞いたところ、売りに出されると言う。買い手がいるのかと思ったが、直ぐに完売するそうだ。
餅搗き会場のバックヤードを見学したが、米の量も物凄い。

あちこちに設けた米置場にはもち米が山積みだった。

祭りと言うものが、神の接待だと言うのがハッキリと分かる現場だった。
国府宮の神さまへの最大級の御もてなしである。
この日の主役は人ではなくこの「御餅」なのだ。
使用された米の量を聞いたが、三段の餅全部で50俵。1俵が60kgなので、3000kg、3tということだ。蒸すと水分が入るので、更に量が増えるだろう。
鏡餅の一番大きい部分、下餅に至っては直径が235センチである。

また、他にも奉納する鏡餅が沢山作られていた。
義理の父によれば、完成した鏡餅は18日にトラックに積んで町内パレードを行い、
19日に町内の人達と神社に奉納するそうだ。
奉納する時はバスを借りて、皆で行かれるとのこと。
マイクロバス一台位の話かと思ったら、よく聞けば大型の観光バス10台位で行くらしい。
今迄は国府宮の裸祭りというのは、テレビのニュースで見ただけの知識しかなかったが、
実は途轍もない大きなお祭りだったと知った。
裸祭り自体にも興味が出て来たので、一度調べてみたい。

※役目を終え、引き上げられる石臼。お疲れさまでした。
そもそもは義理の両親の住んでいる地区が、何でも60数年振りに鏡餅を作ることになったので、滅多にない機会だから来ないかと言われたのが切っ掛けだった。
全国的にも有名な国府宮の裸祭りは、まだ行ったことがない。
その鏡餅を作るというのも大変貴重な経験だと言う事で、参加しようと思った。
正直、行く前は公民館とかを借りて、その中で大きめの鏡餅を作るのかな位にしか思っていなかったが、向った会場に近付くと、それが全く思い違いであったことが分かった。

広い会場に人々がごった返していたのだ。

そして、画像だと伝わり難いが、鏡餅が想像していたのと比べてかなり大きかった。
この日は鏡餅を整形するまでの流れで、ある程度乾燥したらお飾りの形にするのだろう。
後で見せて頂いた資料によると、完成予想図の鏡餅は三段構成で、通常の円い餅が大小二段、その上には菱型の餅と、「だいだい」が乗っている。

この画像が「だいだい」ようするに鏡餅の一番上にのる柑橘類であるが、
当然、あの巨大な鏡餅に納まる様な柑橘類など無いと思うので、それに見立てた和菓子である。
何でも羊羹で作られているとのこと。
会場の大きなステージで整形されていた鏡餅と同時進行で、別の鉄骨巨大テント内では、
10数台の石臼で餅が搗かれていた。

嫁の親戚の方からお話を聞いて驚いたが、この立派な石臼、この時用の為だけに新調したとのこと。

しかも毎年の裸祭りでは、鏡餅を作る道具は、その都度作り替えると言う。

当然もち米を蒸す蒸篭も全て新調する。

もう凄い力の入れようだ。しかしあの立派な石臼は、一度使ってその後はどうなるのか聞いたところ、売りに出されると言う。買い手がいるのかと思ったが、直ぐに完売するそうだ。
餅搗き会場のバックヤードを見学したが、米の量も物凄い。

あちこちに設けた米置場にはもち米が山積みだった。

祭りと言うものが、神の接待だと言うのがハッキリと分かる現場だった。
国府宮の神さまへの最大級の御もてなしである。
この日の主役は人ではなくこの「御餅」なのだ。
使用された米の量を聞いたが、三段の餅全部で50俵。1俵が60kgなので、3000kg、3tということだ。蒸すと水分が入るので、更に量が増えるだろう。
鏡餅の一番大きい部分、下餅に至っては直径が235センチである。

また、他にも奉納する鏡餅が沢山作られていた。
義理の父によれば、完成した鏡餅は18日にトラックに積んで町内パレードを行い、
19日に町内の人達と神社に奉納するそうだ。
奉納する時はバスを借りて、皆で行かれるとのこと。
マイクロバス一台位の話かと思ったら、よく聞けば大型の観光バス10台位で行くらしい。
今迄は国府宮の裸祭りというのは、テレビのニュースで見ただけの知識しかなかったが、
実は途轍もない大きなお祭りだったと知った。
裸祭り自体にも興味が出て来たので、一度調べてみたい。

※役目を終え、引き上げられる石臼。お疲れさまでした。
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