~続き
本堂から700段の石段を登り始めた。


上に近付くたび傾斜もきつくなっていく。

こういう時は上を向いて歩くとげんなりするので、
足元を見ながら登ると良い。
一歩一歩、石段を一つずつ見ながら登れば何れは頂上に辿り着く。

やがて終わりが見えてきた。

綿津見神は海の神だ。
龍神社だが、龍神は記されていない。
後から合祀されたのだろうか?

元は八代龍神社と呼ばれていたらしい。
なるほど、神様の数も八柱だ。
明治になってから神道の神に置きかえられたのかも…。
社歴を「ふーん」と思いながら読んでいたら、白蛇を鉄如意で一撃したとの話が。
思わず「え?」と声が漏れた。
この白蛇、直観だが辨天様っぽい。
ならばヘビは「水」であり「鉄」は火ということだ。
火と水の関係になっている。
このお寺、辨天様がお祭りしてあってもおかしくないが、
見当たらなかった。昔はあったように思う。

龍神社は小さな社だったが、立派な神社だった。
この位置からは琵琶湖を一望出来る。
小さな注連縄は龍のようであった。

社横には御神木があった。
八柱の龍神を象徴するかのような素晴らしい楠の御神木だった。

やっぱり神は木に降りるのだと、眺めていると思う。
木の大きさは関係ない。
これが御神木というのは注連縄がしてあることからも分かるが、
まん前に神楽殿が設けてあることからも分かる。

ここの神社にとっては、社よりも木の方が大切なのだろう。
神社と木(森)は欠かせない間柄なのだ。
ここまで来るのは大変だが、石馬寺に行かれた方は、是非こちらもお参りに行ってみて下さい。
おしまい。
追記
石馬寺の名前の由来になった謎の石が寺の入口にあります。
これはいずれ調べてみたい。

本堂から700段の石段を登り始めた。


上に近付くたび傾斜もきつくなっていく。

こういう時は上を向いて歩くとげんなりするので、
足元を見ながら登ると良い。
一歩一歩、石段を一つずつ見ながら登れば何れは頂上に辿り着く。

やがて終わりが見えてきた。

綿津見神は海の神だ。
龍神社だが、龍神は記されていない。
後から合祀されたのだろうか?

元は八代龍神社と呼ばれていたらしい。
なるほど、神様の数も八柱だ。
明治になってから神道の神に置きかえられたのかも…。
社歴を「ふーん」と思いながら読んでいたら、白蛇を鉄如意で一撃したとの話が。
思わず「え?」と声が漏れた。
この白蛇、直観だが辨天様っぽい。
ならばヘビは「水」であり「鉄」は火ということだ。
火と水の関係になっている。
このお寺、辨天様がお祭りしてあってもおかしくないが、
見当たらなかった。昔はあったように思う。

龍神社は小さな社だったが、立派な神社だった。
この位置からは琵琶湖を一望出来る。
小さな注連縄は龍のようであった。

社横には御神木があった。
八柱の龍神を象徴するかのような素晴らしい楠の御神木だった。

やっぱり神は木に降りるのだと、眺めていると思う。
木の大きさは関係ない。
これが御神木というのは注連縄がしてあることからも分かるが、
まん前に神楽殿が設けてあることからも分かる。

ここの神社にとっては、社よりも木の方が大切なのだろう。
神社と木(森)は欠かせない間柄なのだ。
ここまで来るのは大変だが、石馬寺に行かれた方は、是非こちらもお参りに行ってみて下さい。
おしまい。
追記
石馬寺の名前の由来になった謎の石が寺の入口にあります。
これはいずれ調べてみたい。

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