~続き
滝山寺の鬼祭りは大きく分けて前半と後半に分けれる。
探していたら動画があった。
前半の登場人物は大役、十二人衆※、東次郎、西次郎などが祭事を行うが、
ここでは三面鬼は登場しない。
大まかに順番を説明すると、まず本堂内で法会が始まる。
その間、東次郎と西次郎が薙刀を振い東西の悪魔を切る所作を行う。
東、西の順番でやるのは、太陽の通り道と関係があるのかもしれない。
法会を行っていた住職は、やがてそれを半ばにして、外に出て鬼塚の供養を行う。
割と早い段階で鬼塚の供養を行うのは、この「鬼塚」がこの鬼祭りの要であることが分かる。
その後、五穀豊穣などの祈願の所作がある。
そしていよいよ祭りのメイン、大きな松明と共に鬼が現れる。

(滝山寺HPより)
三面鬼は、白装束に白いほっかむりを被った男達を背後に背負い、外陣を駆け回る。
動画で初めて見たときはこの場面が異様に感じた。
資料を読んでもこの白装束の人達の説明はない。
歌舞伎で言うところの黒子のようなものかと考えたが、
本来は違った意味があったのではと思う。
私には祖霊を引き連れた氏神(鬼)に観えた。
三面鬼の役割は人々に豊穣や福徳を齎すことであった。
滝山寺では福の神が鬼なのである。
人々は鬼を敵対するものではく、崇める対象としているのだ。
続く~
滝山寺の鬼祭りは大きく分けて前半と後半に分けれる。
探していたら動画があった。
前半の登場人物は大役、十二人衆※、東次郎、西次郎などが祭事を行うが、
ここでは三面鬼は登場しない。
大まかに順番を説明すると、まず本堂内で法会が始まる。
その間、東次郎と西次郎が薙刀を振い東西の悪魔を切る所作を行う。
東、西の順番でやるのは、太陽の通り道と関係があるのかもしれない。
法会を行っていた住職は、やがてそれを半ばにして、外に出て鬼塚の供養を行う。
割と早い段階で鬼塚の供養を行うのは、この「鬼塚」がこの鬼祭りの要であることが分かる。
その後、五穀豊穣などの祈願の所作がある。
そしていよいよ祭りのメイン、大きな松明と共に鬼が現れる。

(滝山寺HPより)
三面鬼は、白装束に白いほっかむりを被った男達を背後に背負い、外陣を駆け回る。
動画で初めて見たときはこの場面が異様に感じた。
資料を読んでもこの白装束の人達の説明はない。
歌舞伎で言うところの黒子のようなものかと考えたが、
本来は違った意味があったのではと思う。
私には祖霊を引き連れた氏神(鬼)に観えた。
三面鬼の役割は人々に豊穣や福徳を齎すことであった。
滝山寺では福の神が鬼なのである。
人々は鬼を敵対するものではく、崇める対象としているのだ。
続く~
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