~続き

弓矢を手にした山伏の方が、結界内に設けられた護摩壇?に向かう。
周りにいた人達の会話が聞えてきたが、中には枯れた杉の葉が詰まっているらしい。
護摩壇の上にも結界が施してあった。

一人の山伏が何か読み上げている。
もう一人は矢を束ね護摩壇の前で祈りを捧げているように見えた。
この一連の所作は、護摩壇には何かしらの神仏が現れるので、
その力を矢に籠らせる為に行っているのだと思う。
この時、どんな言葉を発していたかは今となっては思いだせない。
寒さと、(帰りは高速通れるかな?)と気を取られていたからだ。
もったいないことをした。

祈りを終えた後、結界の角に移動した山伏は、矢を構え言葉を唱え矢を放った。
スタート地点は緑の御幣の場所である。

それから一つずつ角を回り矢を放つ。

矢を放つ時に、「東に〇〇明王ー」と言っていた。
東西南北に担当する明王がいるようだ。
当日現場にいた時には聞き取れなかったが、
家に帰ってよく考えるに、これは不動明王を除いた五大明王の名を唱えていたはずである。
(何故そう考えるに至ったかは後ほど述べる)
後で気づいた事はもう一つあった。
それは、この矢は神社の社務所等でたまに見かける破魔矢だということだ。
飾ってあるのは見掛けた事があったが、実際にそれを使う様子をあの時見ていたのだ。
今更ながら、気付かないで目の前を通り過ぎて行くものは多いなと思った。
続く~

弓矢を手にした山伏の方が、結界内に設けられた護摩壇?に向かう。
周りにいた人達の会話が聞えてきたが、中には枯れた杉の葉が詰まっているらしい。
護摩壇の上にも結界が施してあった。

一人の山伏が何か読み上げている。
もう一人は矢を束ね護摩壇の前で祈りを捧げているように見えた。
この一連の所作は、護摩壇には何かしらの神仏が現れるので、
その力を矢に籠らせる為に行っているのだと思う。
この時、どんな言葉を発していたかは今となっては思いだせない。
寒さと、(帰りは高速通れるかな?)と気を取られていたからだ。
もったいないことをした。

祈りを終えた後、結界の角に移動した山伏は、矢を構え言葉を唱え矢を放った。
スタート地点は緑の御幣の場所である。

それから一つずつ角を回り矢を放つ。

矢を放つ時に、「東に〇〇明王ー」と言っていた。
東西南北に担当する明王がいるようだ。
当日現場にいた時には聞き取れなかったが、
家に帰ってよく考えるに、これは不動明王を除いた五大明王の名を唱えていたはずである。
(何故そう考えるに至ったかは後ほど述べる)
後で気づいた事はもう一つあった。
それは、この矢は神社の社務所等でたまに見かける破魔矢だということだ。
飾ってあるのは見掛けた事があったが、実際にそれを使う様子をあの時見ていたのだ。
今更ながら、気付かないで目の前を通り過ぎて行くものは多いなと思った。
続く~
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