「蜻蛉の滝」にて遭遇した不思議な白い犬と黒い犬。
父は、内一匹が子供の頃、飼っていた犬「ぽち」に似ていると思った。
そう思いながら筆をとると、当時の記憶と共に、父の手を借り、
言霊が(本人の意思とは関係なく)ころころと転がり現れた。
言葉は言霊である。霊は「たま」と読む。ここからは今の自分が考えていることを
踏まえて説明するが、「たま」は魂でもあり、弁財天や吉祥天、稲荷神などが、
その力の象徴として持っている「宝珠(ほうじゅ)」の「珠(たま)」も関係していると思う。
言霊が弾むように転がり、本人の意思とは関係なく、文字化し次々と現れることを
父は御転玉(御霊転:みたまころがしとも云う。あるいは稲荷神の場合は御転玉かも)と言っていた。
50年以上前、我家にいた一匹の犬、「ぽち」はある日重い病(癌だったとか)になる。
父が学校に出かけていない間に、祖父は保健所に頼んで犬を処分してしまった。
学校から帰った父は、犬がいないのに気付き両親に問いただす。
しかし、二人とも知らぬと云う。
一週間程して、祖父は犬の小屋や食器を捨てようとする。
「いつか帰ってくるから、そのままにしておいて」と懇願する父を無視して、
犬の記憶が残る遺品は尽く捨てられてしまった。
ぽちが何故いなくなったのかは、本人には語られなかった。
しかし、父は残された食器、犬小屋、鎖などから一体何が起こったのかを知らされたと云う。
子供の時から特異な能力を持っていた故、犬の念を受け※「付喪神(つくもがみ)」となった
遺品からメッセージを受け取ったのだ。
大変悲しい言霊だが、次回紹介します。
※「付喪神(つくもがみ)」…古来より、長年使った物に神や霊魂が宿ることがあると信じられた。
父は、内一匹が子供の頃、飼っていた犬「ぽち」に似ていると思った。
そう思いながら筆をとると、当時の記憶と共に、父の手を借り、
言霊が(本人の意思とは関係なく)ころころと転がり現れた。
言葉は言霊である。霊は「たま」と読む。ここからは今の自分が考えていることを
踏まえて説明するが、「たま」は魂でもあり、弁財天や吉祥天、稲荷神などが、
その力の象徴として持っている「宝珠(ほうじゅ)」の「珠(たま)」も関係していると思う。
言霊が弾むように転がり、本人の意思とは関係なく、文字化し次々と現れることを
父は御転玉(御霊転:みたまころがしとも云う。あるいは稲荷神の場合は御転玉かも)と言っていた。
50年以上前、我家にいた一匹の犬、「ぽち」はある日重い病(癌だったとか)になる。
父が学校に出かけていない間に、祖父は保健所に頼んで犬を処分してしまった。
学校から帰った父は、犬がいないのに気付き両親に問いただす。
しかし、二人とも知らぬと云う。
一週間程して、祖父は犬の小屋や食器を捨てようとする。
「いつか帰ってくるから、そのままにしておいて」と懇願する父を無視して、
犬の記憶が残る遺品は尽く捨てられてしまった。
ぽちが何故いなくなったのかは、本人には語られなかった。
しかし、父は残された食器、犬小屋、鎖などから一体何が起こったのかを知らされたと云う。
子供の時から特異な能力を持っていた故、犬の念を受け※「付喪神(つくもがみ)」となった
遺品からメッセージを受け取ったのだ。
大変悲しい言霊だが、次回紹介します。
※「付喪神(つくもがみ)」…古来より、長年使った物に神や霊魂が宿ることがあると信じられた。
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