FC2ブログ
2010-11-17

吉備津神社 その1

先日、休暇を利用して岡山県は吉備津神社に行ってきた。
日本で一番有名な昔話、桃太郎のモデルになったという、
『吉備津彦命(きびつひこのみこと)』が祀られている、素晴らしい神社である。

吉備津神社①

なかなかに雰囲気のある神社だ。
入り口の脇に大きな岩があり、結界が施してあった。

吉備津神社⑧

この岩、戦争の時に吉備津彦命が矢を置いたそうだ。
吉備津神社⑦

岡山には吉備津彦命と温羅の戦争にちなんだものや伝説が多く残っている。
中には、温羅が投げた大岩と、吉備津彦命が射た矢が空中で激突し落ちたものもあるそうだ。
(矢喰宮という社があったりする)

これらは、古代に起こった戦争が、いかに凄まじかったのかを物語っている。
また、こういった神、あるいは鬼の能力を称えるという意味もあると思う。
それだけ『凄い存在』ということだ。

吉備津神社③

山門があった。どことなくお寺の雰囲気に似ている。少し急な階段を上ると本殿があった。
愛知県ではまず見られない珍しい造りの社殿だった。

吉備津神社④

本殿は国宝に指定されていた。

拝殿はこんな感じだ。

吉備津神社⑥

大きな額で『平賊安民』とあった。賊を平らげて、民は安心した。
これはつまり、岡山の豪族であった温羅が吉備津彦命に滅ぼされたことを意味している。

以前、このブログでも桃太郎について取り上げてみた。
(カデゴリー「桃太郎」を遡るとあります。興味のある方はどうぞ)

桃太郎を読み進むと、個人的に温羅に同情するようになった。

日本の神社を学ぶ内、王権側に滅ぼされた神々が少なくないのに気付いた。
しかし、それらの物語は抹消されている事が非常に多い。

だが、ここ吉備津神社は異例で、滅ぼされた側がどうなったかがよく残っている。
勝った方の吉備津神社に、温羅の痕跡がないか注意してみた。

続く~

スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
momijiyagohukuten.com

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる