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主に寺社参拝を通しての気付・思ったことのお話

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紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
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紅葉の話 その11

~続き

今回のテーマも終盤に差し掛かってきた。

ここで「紅葉狩」をもみじ目線で再構成してみる。

■再構成した「紅葉狩」

都にいた紅葉はその中の争いに巻き込まれ、戸隠に流刑になる。

打ちひしがれた紅葉であったが、辿りついた水無瀬の地では、
村の人達は暖かく紅葉を迎えた。それは村人たちもまた、虐げられた人々故、
似たような境遇の紅葉に理解を示したのだろう。

紅葉は様々な才能を持つ有能な女性であった。
医学、天文学、軍学、都の文化などを伝えていく。

ある時、長年の重税をついに払えなくなった人々が不満を募らせていく。
そして紅葉をリーダーとして組織が大きくなっていく。

これを察した冷泉天皇が平維茂に命じ、軍隊を派遣。

平維茂が想像するより善戦した紅葉達であったが、最後は敗れ討たれる。
残った一児も殺されてしまう。

虐げられた民衆の為に立ちあがった紅葉であったが、
「歴史は勝った方がつくる」の通り、紅葉は逆賊として「鬼女」となってしまった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とこんな話を考えてみた。どうしても紅葉側で観てしまう。

最後に気になったのが、紅葉討伐を命じたのが「天皇」であるという点だ。

これは調べる内、「」という話が出てきたが、衝撃的な内容だったので
ここでは伏せることにします。


もう少し続く~



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