FC2ブログ
2010-07-20

紅葉の話 その2

~続き

鬼女紅葉の言い伝えは長野県の別所温泉近くにある常楽寺
北向山霊験記戸隠山鬼女紅葉退治伝(きたむきやまれいげんき とがくしやまきじょもみじたいじのでん:長いよ)」
として残っている。

調べてみたら意外に細かいところまで残っている話だった。
長い話なので掻い摘んで紹介します。


『鬼女紅葉の話』

■その生い立ち編
①承平7年(937年)、奥州会津にて生を受ける。名は呉葉(くれは)。
 ※1両親は笹丸と菊世という。
 子宝に恵まれなかった二人は大六天魔王に祈願したところ、呉葉を授かった。

②成長した呉葉は、道を歩けば誰もが振り返る程美しかった。
 また才智も兼ね備え、琴の名手でもあった。
 この頃から魔性性もあったと云う。

③成長した彼女は、近隣の豪農の息子に見そめられ、結婚をすることになる。
 しかし、それを良しとしなかった彼女は、大六天魔王に請い、※2妖術を学びそれを使う。
 結果、多額の婚礼支度金を持って両親と共に都に逃げる。
 

一体何が何やらだが、今風に言えば結婚詐欺とも取れる話である。
呉葉が産まれるまでの様子や、成長するまでの話が詳細に残っていることに疑問を感じるが、
ここまで読むだけでも尋常ではない女性だと分かる。

次回は都から長野県は戸隠に向かうまでの話を紹介します。


続く~

※1笹丸と菊世…応天門放火の罪で失脚した右大臣、伴善男の子孫と云われる。
※2妖術…「一人両身」と呼ばれる術だったらしい。分身の術か?




 
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
momijiyagohukuten.com

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる