先月だったか、名古屋の高島屋で企画展があったので観に行った。
「白州次郎と正子の世界展」というものだ。
※副題 ~「風の男」と「韋駄天夫人」の物語~
この夫婦がどういう夫婦だったのかは調べてもらうとして、
今回からは白州正子さんと父とのちょっとした話を紹介する。
白州正子さんという方は、相当な目利きであったようだ。
会場にも、所持していた骨董品が何点か展示してあったが、
種類を問わず、共通しているものがあった。
壺にしろ皿にしろ裂にしろ、全てが「鋭い」のだ。
それは「怖さ」にも通じ、日本刀のような迫力があった。
すべてが真剣勝負なのだ。
そんな展示品の中で、(図録には未収録)古墳時代のガラスを指輪に加工したものがあった。
3㎝×1㎝くらいの深い、綺麗な緑色の美しいガラスだった。
「こうやって宝石にして楽しめるのか」と感心したのを覚えている。
帰宅してから、父と話をしていた時、「指輪があったか?」と問われた。
知ってるのか?と尋ねたら、
「あれは、昔、自分が正子さんに分けたものだよ」
という意外な返事が返ってきた
。
どうも、まだ父が若かった頃、何度か白州正子さんと会ったらしい。
身内の意外な過去に興味津津で聞いてみた。
続く~
「白州次郎と正子の世界展」というものだ。
※副題 ~「風の男」と「韋駄天夫人」の物語~
この夫婦がどういう夫婦だったのかは調べてもらうとして、
今回からは白州正子さんと父とのちょっとした話を紹介する。
白州正子さんという方は、相当な目利きであったようだ。
会場にも、所持していた骨董品が何点か展示してあったが、
種類を問わず、共通しているものがあった。
壺にしろ皿にしろ裂にしろ、全てが「鋭い」のだ。
それは「怖さ」にも通じ、日本刀のような迫力があった。
すべてが真剣勝負なのだ。
そんな展示品の中で、(図録には未収録)古墳時代のガラスを指輪に加工したものがあった。
3㎝×1㎝くらいの深い、綺麗な緑色の美しいガラスだった。
「こうやって宝石にして楽しめるのか」と感心したのを覚えている。
帰宅してから、父と話をしていた時、「指輪があったか?」と問われた。
知ってるのか?と尋ねたら、
「あれは、昔、自分が正子さんに分けたものだよ」
という意外な返事が返ってきた

どうも、まだ父が若かった頃、何度か白州正子さんと会ったらしい。
身内の意外な過去に興味津津で聞いてみた。
続く~
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