~続き
今でもそうだが、一度ベッドに入ると、朝まで目が覚めない。
夜中に起きる事はまずない。
しかし、その時は夜中に目を覚ました。
「珍しいなぁ」と思い時計を見ると、丁度2時を指していた。
目を閉じ、しばらくしたら、小さな耳鳴りがしてきた。
最初は小さくだんだん大きくなるそれは、突然耳元で台風が通り
過ぎたように轟音となった。
と同時に、全身を動かす事が出来なくなった。
金縛りだ。金縛りの経験は過去にもあったが、
これが最初で最後の「激」金縛りだった。
仰向けに寝ていて、大の字状態で身動きがとれない。
しばらくして首を絞められているような感触を受けた。
呼吸が困難になる。また、明らかに胸の上に誰かが乗っていると
はっきりと分かった。
恐怖のあまり目を閉じていたが、金縛り状態の時に
目を開けると「見える」事があると聞いていたので、
思い切って目を開けてみた。
目の前には恐ろしい形相をした知らない女性が、
胸の上に跨り、思いっきり首を絞めていた・・・。
当時、襖を挟んで、隣の部屋に両親が寝ていたが、
声が出ないので助けを求めることも出来なかった。
「・・・死ぬかもしれん」と脳裏に浮かんだ。
続く~
今でもそうだが、一度ベッドに入ると、朝まで目が覚めない。
夜中に起きる事はまずない。
しかし、その時は夜中に目を覚ました。
「珍しいなぁ」と思い時計を見ると、丁度2時を指していた。
目を閉じ、しばらくしたら、小さな耳鳴りがしてきた。
最初は小さくだんだん大きくなるそれは、突然耳元で台風が通り
過ぎたように轟音となった。
と同時に、全身を動かす事が出来なくなった。
金縛りだ。金縛りの経験は過去にもあったが、
これが最初で最後の「激」金縛りだった。
仰向けに寝ていて、大の字状態で身動きがとれない。
しばらくして首を絞められているような感触を受けた。
呼吸が困難になる。また、明らかに胸の上に誰かが乗っていると
はっきりと分かった。
恐怖のあまり目を閉じていたが、金縛り状態の時に
目を開けると「見える」事があると聞いていたので、
思い切って目を開けてみた。
目の前には恐ろしい形相をした知らない女性が、
胸の上に跨り、思いっきり首を絞めていた・・・。

当時、襖を挟んで、隣の部屋に両親が寝ていたが、
声が出ないので助けを求めることも出来なかった。
「・・・死ぬかもしれん」と脳裏に浮かんだ。
続く~
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