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主に寺社参拝を通しての気付・思ったことのお話

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紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
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いざ、岡山へ その③

~続き

早速、旅の唯一の目的の祈祷を上げてもらう為、
本堂から廊下で繋がっている、別棟の受付に向かった。
最上稲荷の御眷属

祈祷料を払い、受付を済ませると本堂に上がった。
お寺さんのお経を聞いていて、日蓮宗だと分かった。
「南無妙法蓮華経」だったのだ。

我が家でお祭りしている稲荷が「最上稲荷」と判明したのは、
ある出来事があったからだ。(ここでは詳細は省きます)

名前が不明だった時は「甚五郎稲荷」と呼んでいた。
江戸時代の名工「左甚五郎」が彫ったとの言い伝えがあったからだ。

自分が子供の頃、お世話になっていた、とあるお坊さんが
我が家にお経をあげに来てくれた時、この稲荷を観て、
「これは凄い力のある稲荷だから、人の名前を付けてはいかん」

とおっしゃり、「私でよければ、今名前をつけます」
との事だったので、お願いした。

その時についた名前が、当店の屋号を取り、
「紅葉稲荷大尊天(こうよういなりだいそんてん)」
だった。

このお坊さんは岐阜県羽島市にある、
「圓隆寺(えんりゅうじ)」という、寺の住職で、
日蓮宗総本山で修行した祈祷に長けた方だった。
(現在は亡くなり、息子さんが継いでいる)

「紅葉稲荷大尊天」という名前を付けて頂いたのが、
日蓮宗と所縁の深いお坊さんで、
本来の名前である、「最上稲荷」が祀ってある寺も日蓮宗だった。

何か縁があるなぁと思った。

※ややこしくなりましたが、我が家では今でも
 「紅葉稲荷大尊天」としてお祀りしてます。

続く~


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