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主に寺社参拝を通しての気付・思ったことのお話

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紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
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辨財天「なかきよの」③ 60年に一度

~続き

「なかきよの魔法」は実行するにはスタート年が要である。まずは暦をみながら説明する。今年は60年周期である条件が重なる年なのだ。それは、

①恵方(歳徳神)が南南東に来る。
②南南東は丙(ひのえ)である。その横が巳(辨財天)である。
③真ん中に一白水星が来る。
④天道(福の神、宝船が通る道)が丑寅(鬼門)から七赤に抜ける。

これらを全て兼ね備えた状態は60年に一度しかこないことが分かった。上記①②について補足する。歳徳神は水に関係する厄除けの神である。また何故「巳」が辨財天かと言うと、巳と辨財天は昔から強い結びつきがある。

日本に残る辨財天に因んだ民話を読むと、人間にお告げをする場合、白い蛇の姿で現れる事が多い。また、古い辨財天の仏像を観ると、頭に宇賀神(身体が蛇、顔が老人)がとぐろを巻いて乗っかっている。
辨財天の主な御利益は金運、財運、厄除けだ。よく、蛇皮の財布を持ったり、蛇の抜け殻を財布に入れると金運が良くなるという風習があるが、これは弁天の御利益から来ている話だ。鎌倉にある銭洗い弁天は有名なのでご存知の方もいると思う。

次に③だが、歳徳神も辨財天も水の神だ。よく似た性質を持つ二柱の女神が両隣に並ぶ。そして真ん中に水の属性を持つ星が今年は来る。これは二柱の女神の力が最も強くなるという意味があるのだ。

続く~

※芸能の神という一面もある。

20年暦2
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