FC2ブログ
2008-08-07

辨財天「なかきよの」① 事の発端 

~続き

事の発端は今から丁度60年前。父が3歳の時の話だ。戦争が終わったばかりの頃まだ貧しい時代だった。元々身体が弱かった父は産声を上げなかったという。医療も今ほど発達していなかった時代である。「この子は生きられるだろうか?」と両親(私から見れば祖父母)は心配していた。そんな時、父の祖父が、変わった事を言った。

「まずは、頑張って3歳まで育てなさい。そこまで育てれば戊子(つちのえね)年が来る。」

困惑する両親。訳を尋ねると、「その時が来たら教えてやる。」と言われたそうだ。

父の祖父は不思議な人だったらしい。今では誰も知らないような古い風習、地元の歴史などよく知っていたそうだ。

やがて3年後、弱いながらも何とか3歳まで育った父は不思議なおまじないを祖父から授かった。それが60年に一度だけ、実行せし者が福徳の宝船を受け取るという、辨財天「なかきよの魔法」、それだったのである。

続く~





スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
momijiyagohukuten.com

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる