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主に寺社参拝を通しての気付・思ったことのお話

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紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
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◆弁才天像の修理 ~弁天様との御縁の話~  その後

前回はこちら発遣・修理・開眼を終えた宇賀弁才天像。毎日手を合わせていますが、厨子を閉じることにしました。画像は外厨子。この中に更に修理した厨子があり、その中に弁才天像が納入されています。弁才天のことが段々分かって来たので、在家で祀るにはどうしようかと父と話し合いました。結論は家族でお参りする分には開いていても構わないが、たまにお客様でお参りしたいという方もみえるので、そうであるなら厨子を閉じておい...
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◆弁才天像の修理に至るまでの経緯   ~弁天様との御縁の話 最終回~

前回その6はこちら修理前の弁才天です。開眼後の写真はちょっと撮れないと思いましたので、発遣後のお写真です。私は仏像好きなので、今までお参りにいったお寺で撮影の許可を頂いたら仏像の写真を撮っていましたが、今後はそういうこともより慎重になりそうです。やはり寺院で祀られる仏像は全て開眼されているので、そう気軽に撮ってはいけないものだと、自分が弁才天像の供養に立ち会ったことで、勉強・・・というより思い知ら...
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◆弁才天像の修理に至るまでの経緯   ~弁天様との御縁の話 その6~

前回その5はこちら修理に出すにあたり、何かの役に立つかなと記録をとることにしました。発遣供養をした後に撮影です。修理に出す前の厨子。修理を終えた今見ると、かなり酷い状態でした。厚めに塗ってある漆はあちこち剥がれています。厨子の上部、丸みのある所は真っ白に光が反射してますが、これは埃ですね。  中の弁才天像とほぼ同時代、当初から仏像と一緒にあったと思われる厨子ですので、どういう直しをするか悩みました...
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◆弁才天像の修理に至るまでの経緯   ~弁天様との御縁の話 その5~

前回その4はこちら修理を終えた今の状態から思えば、何故10年近くも修理せずにそのままだったのかな?と考えてみました。家の祭りごとは父が主になっていたので、私が前面に出ることはなかったことが、まず要因の一つでしょうか。個人的にも余裕がなかったのもあります。  昨年、「修理しよう」と突然思ったのは、いろんな意味で準備が整ったからだと今では理解しています。 父が一線を引き、体力的にも弱くなってきたこと。家...
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◆弁才天像の修理に至るまでの経緯   ~弁天様との御縁の話 その4~

前々前回その1はこちら前々回その2はこちら前回その3はこちら弁天箱について大きなミスをやってしまったことの反省が、これからお話しする行動のきっかけとなりました。仏像好き、仏教や神道好きと言っても、そういう世界に明るい人から見れば素人同然の私ですが、あの頃は今の自分よりももっと良く分かっていなかったと思います。  ある意味、分かっていなかったから出来たこととも言えます。  どうやったら正しく箱を使え、...
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◆弁才天像の修理に至るまでの経緯   ~弁天様との御縁の話 その3~

※前々回その1はこちら※前回その2はこちら家でまつることになった宇賀弁才天像後で知ることになりますが、在家で生の入った天部像※を祀るというのは中々ハードルが高いことです。お坊様によっては天部像は在家で祀ってはならないという話もあります。しかもそれが古い仏像なら尚更です。弁才天をお参りしたいという気持ちがあるならお札で十分であると。  以後、自分なりに弁才天に纏わる文献を読みあさったり、各地の弁才天の参...
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