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主に寺社参拝を通しての気付・思ったことのお話

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紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
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滝山寺 最終回

~続き滝山寺の御開帳n際、初めて内陣の中に入り中の仏像群をお参り出来た。その仏像群の中で、大変珍しい仏像が一体あった。お寺のHPを開くと沢山の仏像画像が公開されているが、そこには載っていない。撮影禁止だったので写真はないが、調べてみたら岐阜県のHPにその御姿(画)はあった。その仏像の名前は刀八毘沙門天と言う。毘沙門天とは四天王の一角、多聞天のことであり、単独で祀られる時は毘沙門天になる。その毘沙門...
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滝山寺 その5

滝山寺には立派な仁王門が残っている。本堂から結構離れた所にあるので、初めてくると気付かない事もあるが。当時の寺の大きさを今に伝えている。そんな滝山寺の仁王門には、何やら血生臭い昔話が残っていた。要約して紹介する。仁王門が完成したその直後、山門を見に来た老婆が、「垂木が逆さになっている」ともらした。それを聞いた匠が鑿(のみお)を口に咥えたまま、門の階上より飛び降りのど元をついて死んでしまった。その匠...
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滝山寺 その4

~続き滝山寺の鬼祭りは大きく分けて前半と後半に分けれる。探していたら動画があった。前半の登場人物は大役、十二人衆※、東次郎、西次郎などが祭事を行うが、ここでは三面鬼は登場しない。大まかに順番を説明すると、まず本堂内で法会が始まる。その間、東次郎と西次郎が薙刀を振い東西の悪魔を切る所作を行う。東、西の順番でやるのは、太陽の通り道と関係があるのかもしれない。法会を行っていた住職は、やがてそれを半ばにし...
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滝山寺 その3

~続き滝山寺では旧暦元旦から行われる修正会、その七日目の結願日に鬼祭りがある。その時に用いられる鬼面が三面残っている。宝物館に残っているのは三つの鬼面は、祖父鬼、祖母鬼と孫鬼だそうだ。寺伝によれば元々この鬼面、全部で5つあったそうだ。無くなっているのは父鬼面と母鬼面で、これが鬼塚と関係していると云う。今から数えてどれくらい前の話かは定かではないが、滝山寺の鬼祭りの当日、鬼役をやりたいと三河鳳来寺の...
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滝山寺 その2

~続き滝山寺には奇妙なものがあった。「鬼塚」である。この鬼塚、初めてお参りに行った人の話を聞くに、「知らない。そんなのあったっけ?」と答える人が多い。私も初めて行った時、宝物館で販売していた滝山寺のパンフレットを手に取らなかったら知らずに帰っていたと思う。お寺の方に、「これ何処にあるんですか?」と聞いたら「? 本堂の前ですよ?」と言われた。さっき行ったばかりで気付かない訳が無いと思い、再度本堂に戻...
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