2012-04-13
常福寺 最終回
~続き
山中に設置された八十八ヶ所巡りは続く。
しかし、石仏の数は本当に多かった。簡単ではあったが一つ一つ手を合わせて行く。

この霊場の頂上と思われる辺りに古墳があった。

古墳の名前からこの山は大師山というのが分かった。
発掘は既にされているようで、石室の一部が見えていた。

丁度この近辺で、反対側から登って来た親子連れとすれ違った。
「この人達、反対から回っているんだと。」 と思った。

この古墳を過ぎてからは、まだ暫く終点まで道は続いた。
やがて、出口が近付いてきた。
もうじき下に着きそうである。

出口に到着。が、そこに有った石碑を見た時、妙なものがあった。

それはこちらが入口ですよという指先であった。
そう、反対に回っていたのは自分達だったのだ。
八十八ヶ所巡りを逆に回る事を「逆打ち」と言うそうで、これは死者を復活させる為の儀式である。
まぁ、やってしまったものはしょうがない。
この山登り、すぐ済むだろうと思って出発したら結構時間が掛かった。
時計を見れば、きっかり50分だった。
ここで、ふと疑問に思う事があった。
何故、父は初めて来たこの寺の八十八ヶ所巡りが50分掛かると知っていたのだろうか?
まあこんな事は良くあることなので気にはしなかった。
この後、法要に参加し帰宅した。
素晴らしい五大明王なので興味のある方は、ぜひ一度お参りに行ってみて下さい。
おしまい。
※後日談
後で分かったが本年平成24年は、八十八ヶ所巡りを行う場合、逆回りをしてもよいそうです。
どうも「うるう年」に関係ありそうです。
山中に設置された八十八ヶ所巡りは続く。
しかし、石仏の数は本当に多かった。簡単ではあったが一つ一つ手を合わせて行く。

この霊場の頂上と思われる辺りに古墳があった。

古墳の名前からこの山は大師山というのが分かった。
発掘は既にされているようで、石室の一部が見えていた。

丁度この近辺で、反対側から登って来た親子連れとすれ違った。
「この人達、反対から回っているんだと。」 と思った。

この古墳を過ぎてからは、まだ暫く終点まで道は続いた。
やがて、出口が近付いてきた。
もうじき下に着きそうである。

出口に到着。が、そこに有った石碑を見た時、妙なものがあった。

それはこちらが入口ですよという指先であった。
そう、反対に回っていたのは自分達だったのだ。
八十八ヶ所巡りを逆に回る事を「逆打ち」と言うそうで、これは死者を復活させる為の儀式である。
まぁ、やってしまったものはしょうがない。
この山登り、すぐ済むだろうと思って出発したら結構時間が掛かった。
時計を見れば、きっかり50分だった。
ここで、ふと疑問に思う事があった。
何故、父は初めて来たこの寺の八十八ヶ所巡りが50分掛かると知っていたのだろうか?
まあこんな事は良くあることなので気にはしなかった。
この後、法要に参加し帰宅した。
素晴らしい五大明王なので興味のある方は、ぜひ一度お参りに行ってみて下さい。
おしまい。
※後日談
後で分かったが本年平成24年は、八十八ヶ所巡りを行う場合、逆回りをしてもよいそうです。
どうも「うるう年」に関係ありそうです。
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2012-04-08
常福寺 その2
~続き
この日、到着し、参拝が終わってから時計を見たら、13時を少し回ったところだった。
午後の法要は14時からだったので約1時間あとである。
出かける前、事前に調べたら常福寺さんの裏山に何やら謂れがある岩があった。
また山を良く見ればあちこちに石仏らしきものがある。
四国八十八カ所が造られているようだったので、これをお参りすることにした。
山に入る少し前、父が「一周すると五十分かかるけど、何とか法要に間に合うぞ。」
と言っていた。この時は「へぇー、そうなんだ。」位にしか思っていなかった。

山に入る。足場は歩きやすくなっていた。
最初にあったのが謎の岩である。

岩の横には来歴が掘られた石板があった。

お坊さんに出された食事が岩になったという不思議な伝説だ。
このごはんが岩になるという話は奈良の長谷寺にもあるらしい。
誠に奇妙な昔話だ。何か隠された秘密があるかもしれない。
北東に祭られたというのも意味深である。

歩を進めると最初にあったのはお不動さんだった。
山の中にある石仏。これはこれで観ていて楽しい。
自然の中から現れた感じがする。

山中の八十八カ所巡りは高低差のある、上がったり下がったりのコースだった。

次は十一面観音だろうか。
優しいお顔だった。思わず手を合わせる。
あまりのんびり出来ないので、先に進む。
続く~
この日、到着し、参拝が終わってから時計を見たら、13時を少し回ったところだった。
午後の法要は14時からだったので約1時間あとである。
出かける前、事前に調べたら常福寺さんの裏山に何やら謂れがある岩があった。
また山を良く見ればあちこちに石仏らしきものがある。
四国八十八カ所が造られているようだったので、これをお参りすることにした。
山に入る少し前、父が「一周すると五十分かかるけど、何とか法要に間に合うぞ。」
と言っていた。この時は「へぇー、そうなんだ。」位にしか思っていなかった。

山に入る。足場は歩きやすくなっていた。
最初にあったのが謎の岩である。

岩の横には来歴が掘られた石板があった。

お坊さんに出された食事が岩になったという不思議な伝説だ。
このごはんが岩になるという話は奈良の長谷寺にもあるらしい。
誠に奇妙な昔話だ。何か隠された秘密があるかもしれない。
北東に祭られたというのも意味深である。

歩を進めると最初にあったのはお不動さんだった。
山の中にある石仏。これはこれで観ていて楽しい。
自然の中から現れた感じがする。

山中の八十八カ所巡りは高低差のある、上がったり下がったりのコースだった。

次は十一面観音だろうか。
優しいお顔だった。思わず手を合わせる。
あまりのんびり出来ないので、先に進む。
続く~
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