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2010-11-30

ぽちの御転玉 その3

~続き

以後も続くが、本人が辛くなるとのことであったので、ここまでとする。
父が子供の頃に書かれた御転玉を紹介したが、この続きは何処かにしまってあるそうだ。

読んで頂いた方は気付いたと思うが、全ての言霊の数が「5」や「7」で区切られている。

話は変わるが以前購入した本で「ホツマツタエ」というものがある。
難解な本なのでまだ未読だが、何でも日本国の創建と古代日本の文明が詳細に書かれているという。
最古の文献が江戸時代中期頃に書かれたと云われ、現在でも研究者の間で真偽の程が争われているそうだ。

もみじは、これを少し読んでみたが、言葉が「5」や「7」で全て区切られていた。
誰が記したのかは不明だが、これは多分、先祖代々残された口伝や書の類から編纂されたものではなく、
父のような何かしらの能力を持った人により書かれた、「御霊転(みたまころがし)」だと思う。

これの凄い所は、書く本人が歴史や諸々の知識に全く無知でも、物語を完成させることが出来るのである。

話をぽちの御転玉に戻す。

御転玉の中に「魂魄」という言霊が登場した。そして「魂(こん)」の部分は天上へ、
「魄(はく)」の部分は地上に残るとあった。

「魄」とは何ぞやと思い考察してみた。まずこの「魄」という文字は、漢字が生まれた中国では
「魄とは、人が死に魂が抜け出た身体、それがやがて朽ちて残ったもの」であると云う。

これはつまり「骨」を指している言葉のようだ。ただ、「ぽちの御転玉」を読むに、
「魄」とは強い悲しみ、あるいは恨み等の『想い・念』のように思う。

ぽちの話を父から聞かされた時は大変ショックであった。
とても自分には理解出来なかった。

昨今は日本の子供の人口よりペットの数のが上回っているという。
ペットショップも増えて手軽になったが、縁のあった命は最後まで看るのが勤めである。
また、残された想いがこもった物も扱いを考えねばなるまい。

「命を大切に」「物を大切に」昔の人が残した教えは本当に深いと思った。


おしまい。




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プロフィール

紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
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