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主に寺社参拝を通しての気付・思ったことのお話

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紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
momijiyagohukuten.com

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ぽちの御転玉 その3

~続き以後も続くが、本人が辛くなるとのことであったので、ここまでとする。父が子供の頃に書かれた御転玉を紹介したが、この続きは何処かにしまってあるそうだ。読んで頂いた方は気付いたと思うが、全ての言霊の数が「5」や「7」で区切られている。話は変わるが以前購入した本で「ホツマツタエ」というものがある。難解な本なのでまだ未読だが、何でも日本国の創建と古代日本の文明が詳細に書かれているという。最古の文献が江...
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ぽちの御転玉 その2

■ぽちの御転玉突然来るは二人の男          とつぜんくるはふたりのおとこ一人は肥えて一人は眼鏡        ひとりはこえてひとりはめがね冷たい眼差し殺気に満ちて       つめたいまなざしさっきにみちて前足二つ付け根に皮紐         まえあしふたつつけねにかわひも首枷口枷八重に十重          くびかせくちかせやえにとえ身動き成らぬ封じの枷に        みうごきならぬふ...
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ぽちの御転玉 その1

「蜻蛉の滝」にて遭遇した不思議な白い犬と黒い犬。父は、内一匹が子供の頃、飼っていた犬「ぽち」に似ていると思った。そう思いながら筆をとると、当時の記憶と共に、父の手を借り、言霊が(本人の意思とは関係なく)ころころと転がり現れた。言葉は言霊である。霊は「たま」と読む。ここからは今の自分が考えていることを踏まえて説明するが、「たま」は魂でもあり、弁財天や吉祥天、稲荷神などが、その力の象徴として持っている...
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吉備津神社 番外編

吉備津神社には初めて行ったが、両親も訪れている。昨年のこと、境内駐車場にあった食事処(兼おみやげ屋さん)入り口に、吉備津神社らしい、等身大の鬼が看板代わりに置いてあったそうだ。これがその時の画像である。着物を纏った赤鬼(首が取れそうだったとか)がアイスクリームの宣伝をしていた。この鬼の話を聞いていたので、もみじが現地を訪れた時に気になったので探してみた。しかし目立ちそうなのにどこにも見当たらない。...
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吉備津神社 その4

~続き最近の出来事だが、記憶があいまいなので、建物の位置関係がはっきりしない。次に向かった社は、複数の神様が祀られていた。多分本殿の裏側になる。その中の一柱の神に、何と温羅神として祀られているのを発見した。帰り際になり、神社を出ようとしたが、偶然神楽を行っていた。時間の都合で全て見れなかったのは残念だが、その神楽は「温羅神楽」と云う。勝った側の吉備津彦命を祀る神社なのに、こっそり滅ぼされた温羅が祀...
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吉備津神社 その3

~続き占いを執り行う御釜殿内は写真撮影禁止なので文章で述べるが、釜の奥に人間大のしゃもじがあった。巫女さんに聞いたら、「人々を救うために大きなしゃもじが必要なのです」と教えてくれた。温羅は敬意を表す人間には福の神になるのである。御釜殿をお参りした後、トイレに行きたくなった。辺りを見渡したら、すぐ近くにあったので用を足そうとしたが、便器の向きが御釜殿に向かっていたので、これはいかんと思い、我慢するこ...
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吉備津神社 その2

参拝を済ませ、今回の吉備津神社境内で、最も興味深い場所へ向かった。そこは本殿を中央にして見ると、鬼門に当たる丑寅(北東)にある。道中長い回廊がその建物まで続いていく。見事なものだ。途中、社殿の方を振り返って見た。荘厳な社殿である。広い境内にはこんな狛犬もあった。「こんにちは」と言わんばかりの御顔である。年代は分からないが、かなり古そうだ。愛知県ではあまり見かけない御姿の狛犬だ。そうこうしている内、...
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吉備津神社 その1

先日、休暇を利用して岡山県は吉備津神社に行ってきた。日本で一番有名な昔話、桃太郎のモデルになったという、『吉備津彦命(きびつひこのみこと)』が祀られている、素晴らしい神社である。なかなかに雰囲気のある神社だ。入り口の脇に大きな岩があり、結界が施してあった。この岩、戦争の時に吉備津彦命が矢を置いたそうだ。岡山には吉備津彦命と温羅の戦争にちなんだものや伝説が多く残っている。中には、温羅が投げた大岩と、...
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虻と蜻蛉

『蜻蛉の滝(せいれいのたき)』に残る二つの伝説。一つは豊臣秀長が身投げしたというもの。もう一つが、虻(あぶ)と蜻蛉(とんぼ)に纏わる伝説である。それはこのようなものであった。第二十一代、雄略天皇がこの地に※行幸の際、狩りを楽しんでいた。一匹の獣に狙いを定め、自らが射ようとした時、突然大きな虻が現れ、天皇の肘に喰らいついた。すると、何処からともなく蜻蛉が現れ、その虻を咬み殺してしまった。雄略天皇はた...
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白い犬と黒い犬

蜻蛉の滝で父が遭遇した二匹の犬。本人に分からないものを、自分が理解することは困難だが、日本の昔話を探っていたらヒントが出てこないかと考えた。愛知県の昔話でよく見かける、吠える犬に腹を立て、主人が刀で犬の首をはね、飛んだ首が主人の背後にいた大蛇に咬みつき殺すというものがあるが、これに登場する犬は白い犬である。一匹で登場する犬は白。しかし二匹で登場する場合を調べたら、二匹目は黒であることが多いと分かっ...
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