fc2ブログ

主に寺社参拝を通しての気付・思ったことのお話

プロフィール

紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
momijiyagohukuten.com

月別アーカイブ

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

0 コメント

蜻蛉の滝 その5

~続き蜻蛉の滝に残る、もう一つの伝説は、滝の名前が何故こうなったのかというもの。最も古い伝説である。この内容については後日考えてみたい。しかし、この一帯、行った時間が遅めだったこともあってか、どの写真を観ても重い感じがする。神社に夕方以降は行かない方が良いのと同じかもしれない。両親が遊びに出かける時は、もっぱら父が行きたい所に赴く。父が望むのは、寺・神社・古代の伝説が残る地だ。人っ子一人いない、観...
記事の続きを読む
スポンサーサイト



0 コメント

蜻蛉の滝 その4

~続き「郡山城主」を調べていて、豊臣性を名乗り気になったのが「豊臣秀保」である。秀保は豊臣秀吉の姉の子で、秀吉の弟かつ右腕的存在の「豊臣秀長」の養子となった。豊臣秀長は郡山城主で、死後城主を受け継いだのが養子の秀保だった。真偽の程は定かではないが、映画「13人の刺客」のごろーちゃんが演じた殿に似ていたとの話もある。秀保はまだ17歳という若さで変死している。その死因も諸説あり、病を患い亡くなったと云うも...
記事の続きを読む
0 コメント

蜻蛉の滝 その3

~続き蜻蛉の滝に残る二つの伝説。一つは侍が自決したというもの。この話の紹介はさらっと流そうと思ったが、よくよく考えると、城主が切腹ではなく投身自殺しているという異常事態だと気付いた。分かる範囲で調べてみた。すると、該当しそうな人物が二人現れた。一人は「小早川秀秋(こばやかわひであき)」である。小早川秀秋は、秀吉の正室「おね(ねね)」の兄の息子。秀吉から見れば甥にあたる。秀吉に可愛がられ豊臣性を名乗...
記事の続きを読む
0 コメント

蜻蛉の滝 その2

~続き白・黒二匹の川上犬に前後を挟まれたまま、さらに上を目指す。一匹の犬は父が小学生の頃に飼っていた犬(ポチ)に良く似ていたそうだ。きちんと寄りそう犬二匹。「観光客を案内する犬なのかな」と父は思った。犬には首輪はなかった。そして目的地の「蜻蛉の滝」に到着した。滝の近くにはお不動さんが祀られていた。来歴を読むに、江戸期に祀られてたようだ。不動明王と蔵王権現、役行者(と前鬼・後鬼)が祀られている。境内...
記事の続きを読む
0 コメント

蜻蛉の滝  その1

昨年、両親が参拝と取材を兼ねて訪れた奈良県、「蜻蛉(せいれい)の滝」についての話を記録しておく。不思議な話である。奈良県の山奥にある蜻蛉の滝。両親がわざわざここに出かけたのは理由がある。蜻蛉の滝には、遥か古代と思われる昔話が残っている。現地に赴けば、本や資料では学べない情報を受け取れるらしい。目的地は山の中だ。山の麓は整備され現在では公園になっていた。滝を含めた山そのものが神域であることを示すかの...
記事の続きを読む
0 コメント

いとうルンペン 後日譚

2010年9月29日・30日の二日間に亘って紹介したブログテーマ、「いとうルンペン」について、新たな情報を入手したので書き留めておく。今回、S・Ⅰさんの御協力で、「いとうルンペン」のことを詠んだ短歌があることが判明した。詠み人知らずである。お寺に何か形として残っていれば良いが(未確認)、無い可能性が高いので記録として残しておくことにする。問題の短歌は以下の通り。押し寄せる 火煙あらば さかよせの 火伏の神ぞ...
記事の続きを読む