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主に寺社参拝を通しての気付・思ったことのお話

プロフィール

紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
momijiyagohukuten.com

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鳳来寺 その4

~続き本堂の裏に階段があり、登った所にお堂があった。案内を読むと、とある。こちらのお堂に最も古い本尊があるのだろうか。どちらにしろ秘仏になっているようで、姿は見えない。鳳来寺に来て是非、確認したかったのがこの薬師如来だったが、結局分からなかった。次回の御開帳の時、壊れてないことを祈ってますしかし、荒れてる寺でした。修理をするのも大変そうだった。おしまい。...
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鳳来寺 その3

~続き鳳来寺の本堂はコンクリート製だった。1300年の歴史がある鳳来寺。最盛期には、徳川幕府の助力もあり、20を超える塔頭があったが、現在は数箇所を残すのみになっている。幕府が倒れた後、火災が相次ぎ殆ど無くなってしまったようだ。(ここでは述べることは出来ないが、そもそも鳳来寺に来たのは理由があった)本尊は薬師如来で秘仏になっていた。立派な石仏が祀ってあった。その姿からするに三宝荒神(さんぽうこうじん)だ...
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鳳来寺 その2

~続き鳳来寺の東照宮、そこの手洗い場に珍しいものがあった。龍吐水である。今で言う消火器で、当時としては最新の道具だったのだろう。流石?東照宮だなと思った。東照宮を後にして、本堂に向かった。本堂の手前に、売店があるが、そのすぐ横に、狛犬が1対であった。この狛犬が元々どこにあったのかは分からないが、今まで見た狛犬の中では最も古いものだった。どことなくのん気な顔をしている。素朴なところがあるが、力強さを...
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鳳来寺 その1

以前、久しぶりに家族で寺に行った。愛知県新城市にある古刹、鳳来寺だ。古い歴史のある寺で、最盛期には20を越える塔頭があったそうだ。1400段以上ある石段を登って辿りつく山奥の寺だ。ハイキングを兼ねて参拝に来る人も多いが、車でも上まで行ける。鳳来寺は徳川家康が生まれた時に纏わる話が残っており、それもあってか、徳川家の援助を受けていたようである。境内には家康を祀る東照宮もあった。本殿の前には狛犬が1対で鎮座...
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闇森神社との御縁 その6

~続き闇森神社は創建を調べると鎌倉時代に遡るという古社だ。「何かおかしい」と気になりいろいろ調べてみて、おおよその結論が出た。(これ以上突っ込んだ話は止めておきます)我が家は商売屋を営んでいるが、年に二回イベントを行っている。何年か前、この「忘れられた闇森神社の神」を取り上げて紹介した。(今思えばよくやったよなぁと思う)イベントを無事終了し、ここの神社にお礼参りに行った。神様へのお供え物にでも使っ...
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闇森神社との御縁 その5

~続き「忘れられた神がいた」そう結論付けたには理由がある。闇森神社に残る蹈鞴(たたら)の伝説が、熱田や金山の神社に由来するものなら、どちらかの神様が御祭神になっていた筈だ。それともう一つ、闇森神社がある中区の隣の熱田区には大蛇を退治した昔話が残っている。今で言う「牛巻町」に残るもので、牛をぐるぐる巻きにして平らげる大蛇を(だから牛巻というそうだ)熱田の神官が弓矢で退治するというものだ。興味深いのは...
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闇森神社との御縁 その4

~続き八幡神がこの地に祀られる以前、いや古くは熱田神宮が現在の地に引っ越す以前に、かなり古い神がいたのではと思うようになった。その神は地元の歴史から抹消され分からなくなっている…。神社に残る、昔話、遺物などの中に山伏塚というものがあった。神社の案内によればそれは嘗てあったようだ。山伏塚とは、修験道の山伏ではなく、山に伏したという意味、つまり墓を意味している。※闇森神社の山伏塚については過去記事カテゴ...
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闇森神社との御縁 その3

~続き片目の鮒意外にもこんな話があった。「片葉の葦」だ。闇森にある(あった?)葦は、片方しか葉がつかないというものだ。闇森神社の昔話に限らず、全国には片目、片足、片腕、片葉という話は多い。共通しているのは、これらの話は、その昔、製鉄を職業とする一族がいたことを表しているということだ。闇森神社の昔話は製鉄集団(蹈鞴:たたら)が、かつてこの界隈に居たということを連想させる。その証拠に、この付近の神社は...
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