2009-09-30
闇森神社との御縁 その2
~続き
闇森神社には、昔話が伝わっている。
こんなような話だ。
【片目の鮒】
その昔(江戸期頃か?)とある親子がいた。
母親と息子の二人暮らしで、ある時母が病気になった。
医者に診てもらうお金もなく、困り果てていた。
そこで息子は怖いと有名だった、闇森に入り神様にお願いに行った。
一心に母の病気祈願をしていると、どこからか白髪の老人が現れた。
老人は「よくここに来たな。」と感心し、池の鮒を一匹持って行き、
それを煮て母に食べさせれば病気が治ると言った。
ただし、
「病気が回復したら何処かで鮒を二匹捕まえて、この池に放しなさい」
と条件をつけた。
感謝した息子は言われた通り、鮒を一匹頂いたが、
不思議な事に闇森神社の池の鮒は皆片目だった。
家に持ち帰り、鮒を煮て母に食べさせた所、たちどころに病は回復した。
後日、老人に言われた通り他所の池で鮒を二匹捕まえ池に戻した。
この霊験談が広まり、大勢の人々がご利益を受けたが、
他所で掴まえた鮒は、この池に放つと皆片目になったと言う。
~続く
闇森神社には、昔話が伝わっている。
こんなような話だ。
【片目の鮒】
その昔(江戸期頃か?)とある親子がいた。
母親と息子の二人暮らしで、ある時母が病気になった。
医者に診てもらうお金もなく、困り果てていた。
そこで息子は怖いと有名だった、闇森に入り神様にお願いに行った。
一心に母の病気祈願をしていると、どこからか白髪の老人が現れた。
老人は「よくここに来たな。」と感心し、池の鮒を一匹持って行き、
それを煮て母に食べさせれば病気が治ると言った。
ただし、
「病気が回復したら何処かで鮒を二匹捕まえて、この池に放しなさい」
と条件をつけた。
感謝した息子は言われた通り、鮒を一匹頂いたが、
不思議な事に闇森神社の池の鮒は皆片目だった。
家に持ち帰り、鮒を煮て母に食べさせた所、たちどころに病は回復した。
後日、老人に言われた通り他所の池で鮒を二匹捕まえ池に戻した。
この霊験談が広まり、大勢の人々がご利益を受けたが、
他所で掴まえた鮒は、この池に放つと皆片目になったと言う。
~続く
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2009-09-29
闇森神社との御縁 その1
ブログを始めて良かったことの一つは記憶の整理が
出来ることだ。忘れかけたことを思い出すことが出来る。
下記もそんな話・・・。
名古屋市に闇森神社(くらがりのもり)という古社がある。
随分前に、このブログで紹介した。
とても威厳のある神社で、八幡神(応神天皇)をお祭りしている。
社名の通り、昼間行っても何か暗い神社である。
取引先の担当者さんが、この界隈の出身らしく、
初詣でもあんまり人がこないという事だった。
社名でも地名でも「何でこんな名前をつけた?」と疑問に思うことが多々ある。
有り難い八幡神を祭る神社に、「闇森」という、おっかなそうな名前をわざわざつけたのだ。
何気に住宅地図を拡げていて見つけた闇森神社。
初参拝時にも不思議な出来事に出くわしたが、
その後いろいろな発見や御縁があった。
続く~
出来ることだ。忘れかけたことを思い出すことが出来る。
下記もそんな話・・・。
名古屋市に闇森神社(くらがりのもり)という古社がある。
随分前に、このブログで紹介した。
とても威厳のある神社で、八幡神(応神天皇)をお祭りしている。
社名の通り、昼間行っても何か暗い神社である。
取引先の担当者さんが、この界隈の出身らしく、
初詣でもあんまり人がこないという事だった。
社名でも地名でも「何でこんな名前をつけた?」と疑問に思うことが多々ある。
有り難い八幡神を祭る神社に、「闇森」という、おっかなそうな名前をわざわざつけたのだ。
何気に住宅地図を拡げていて見つけた闇森神社。
初参拝時にも不思議な出来事に出くわしたが、
その後いろいろな発見や御縁があった。
続く~
2009-09-17
壊された神社 その後
セブンイレブンになってしまった市之御前社(弁天社)。
最近、仕事で前を通ったので、初めて寄ってみた。
駐車場の一角に小さな社があるのは知っていたが、確認はしていなかった。
ひょっとすると神名が残っているかもしれない。

狛犬に守られた社の前には、意外な説明看板があった。

この社には常に神様はいないらしい。ここから500mほど離れた所に、
「上野天満宮」という天神様(菅原道真公)をまつる神社があるが、
その天神様が一年に一度、ここに立ち寄られる場所ということだった。
以前あった神様の神社ではなかった。
所謂「お旅所」という施設だったのだ。
ここで疑問が湧いてきた。
①市之御前社は上野天満宮の管轄なのか?
②お旅所というのは壊される前にあったのか?
③新たに造られたとしたら、何の為に造ったのか?
の三点だ。
いよいよ上野天満宮に行かねばならなくなった・・・。
いつか続く・・・。
最近、仕事で前を通ったので、初めて寄ってみた。
駐車場の一角に小さな社があるのは知っていたが、確認はしていなかった。
ひょっとすると神名が残っているかもしれない。

狛犬に守られた社の前には、意外な説明看板があった。

この社には常に神様はいないらしい。ここから500mほど離れた所に、
「上野天満宮」という天神様(菅原道真公)をまつる神社があるが、
その天神様が一年に一度、ここに立ち寄られる場所ということだった。
以前あった神様の神社ではなかった。
所謂「お旅所」という施設だったのだ。
ここで疑問が湧いてきた。

①市之御前社は上野天満宮の管轄なのか?
②お旅所というのは壊される前にあったのか?
③新たに造られたとしたら、何の為に造ったのか?
の三点だ。
いよいよ上野天満宮に行かねばならなくなった・・・。
いつか続く・・・。
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