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主に寺社参拝を通しての気付・思ったことのお話

プロフィール

紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
momijiyagohukuten.com

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壊された神社。御祭神を調べる。その⑤

~続き自分が考える、壊された神社の御祭神。それは、①辨財天(弁財天) 明治以前。何時頃創建かは不明。  ↓②市杵島姫命(厳島社) 明治の廃仏毀釈後にて変更。  ↓③浅間神社     おそらく戦後。(この頃には神社の歴史は殆ど分からなくなっていた?)  ↓④市之御前社    近年。と変更していったと思う。③の浅間神社は、調べてみたらこんな話があった。昔、この界隈に浅間神社があった。(場所の特定は出来なかった...
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壊された神社。御祭神を調べる。その④

~続き。セブンイレブンになってしまった神社。自分の考えでは御祭神は「市杵島姫命」だ。ただ、明治以前、最初にあの場所に祭られた時の状態は「辨財天」として祭られていたのではと思う。辨財天(弁財天)から市杵島姫命に変わったと考えられる理由は二つ。一つは近所に残る「弁天公園」である。創建当初から市杵島姫命として祭られているなら、弁天の名は残らなかったはずである。もう一つの理由は、廃仏毀釈である。明治政府が...
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壊された神社。御祭神を調べる。 その③

~続き23年前(もう少し古いのもある)の住宅地図で、問題の神社周辺を調べると気付いた事があった。世帯主の名前(一部名字含む)に共通項があったのだ。それは「一」が着いた名前が異様に多いのである。「一郎」「信一」「健一」「市川」などなど沢山ある。その中にはあの、中日ドラゴンズ元監督、「星野仙一」の名前もあった当時は個人情報に対する認識も低かったのだろう。手書きを多用して作成されたと思われる当時の住宅地図...
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壊された神社。御祭神を調べる。その②

~続き御祭神を調べるにあたり、ネット上で掲載されていた神社名、「市之御前社」から「市之御前」と言う神様を調べてみた。事典を引いてみたが、この神名に該当する神様はいなかった。しかし、これは市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)が変化していったと思う。過去、「市姫」や「一姫」と表される神様を祭る神社に訪れた事があったが、どちらも調べてみたら、市杵島姫命だった。この推測には裏付けが二つある。一つ目は、神社...
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壊された神社。 御際神を調べる。その①

このブログを始めるきっかけとなったのは、先輩の一言からだった。何気に初め、当初は日記的なものになる予定だったが、結局、蓋を開けてみれば自分の興味がある事が中心になっていた。読み返すに、第1回目に既に方向が決まっていた。ブログ開始時、最初に取り上げたのが、名古屋市千種区茶屋ヶ坂交差点付近にある、壊され「セブンイレブン」になってしまった神社だった。あの界隈は興味深い神社が幾つか残っている。「安倍晴明」...
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怪談? その5

~続き既にこの時には、恐怖の感情はあんまりなく、この女性に同情がおこるようになっていた。この女性が何者なのかは分からない。大戦中に自決した人なのか、それとも戦争とは関係なく、人生に絶望して命を絶ったのか・・・。何れにせよ、成仏出来なくなっているのだ自分の父はこういった話に理解がある親なので、相談しようと思ったが、仕事で家にいなく、余計な心配もかけたくなかったので、結局相談はしなかった。(大人になっ...
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怪談?その4

~続き何故、不動明王の印を知っていたのか?それは、この出来事が起こった3年前、中学2年の夏休みの時、縁あって鹿児島県にある、最福寺という真言宗の寺に行った時のこと。最福寺では希望者には、護摩行に参加させてくれる。最福寺のご本尊は不動明王で、1時間ほどの行だったが、その時に不動明王の真言と印を学んだのだ。結果的に、この経験があったからこそ、命が繋がっているんだなぁと、確信している。話を元に戻す。一度消...
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怪談 その3

~続き真夜中に突如として現れた知らない女性。真っ暗の部屋だが、その女性は真っ黒に感じた。生きていると様々な選択を迫られる。この時は、生まれて初めての「生か死か」の分岐点だった。大きな恐怖を感じたが、それを上回る激しい感情が自分の中で爆発した。「殺されてたまるか!このヤロー!!」という怒りが湧き起こる。「高校2年の男子」vs「恐ろしい幽霊」との戦いが始まった。何処か動くところはないかと探すと、かろう...
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怪談? その2

~続き今でもそうだが、一度ベッドに入ると、朝まで目が覚めない。夜中に起きる事はまずない。しかし、その時は夜中に目を覚ました。「珍しいなぁ」と思い時計を見ると、丁度2時を指していた。目を閉じ、しばらくしたら、小さな耳鳴りがしてきた。最初は小さくだんだん大きくなるそれは、突然耳元で台風が通り過ぎたように轟音となった。と同時に、全身を動かす事が出来なくなった。金縛りだ。金縛りの経験は過去にもあったが、こ...
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