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主に寺社参拝を通しての気付・思ったことのお話

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紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
momijiyagohukuten.com

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怪談? その1

夏だ。夏と言えば、いろいろ連想する事はあるが、「怪談」を思い浮かべる人もいるだろう。日本の場合、怖い話は何故か夏が多い。これはきっとお盆が関係しているのか・・・。稲川淳ニさんの時期到来である。しかし、氏はもの凄い量の心霊体験をしているなといつも不思議に思う。大概の人は怖い体験は却下すると思うが、あの人にとっては「よっしゃー!」というところだろうか。自分も不思議な出来事には昔から縁がある方だが、恐ろ...
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近所の神社 その4

~続き雉が死んで埋められたとあるが、社伝を良く読むと、どうも神社の境内に埋められたようである。神社の神様は不浄を嫌う。以前、有名な神主さんが書いた本を読んだが、大切な神事の前に親戚の葬式が突然入ったが、行かなかったとあった。神社の入り口には、注意を促す看板があるが、多い文句は「境内を汚さないこと」、「動物を入れないこと」等がある。そう、神様は不浄とか穢れを嫌われるのだ。雉が先で白山神社が後なら、何...
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近所の神社 その3

~続き前回のコメントについて一部訂正があった。記録に残っている神社創建年代が文明9年(1477年)で、雉が亡くなったとされる年代が文禄とある。調べてみたら「文禄」とは1592~1595年だった。つまり、神社が最初にあり、雉が亡くなったのは後となる。この白山神社は別名「榎権現(えのきごんげん)」と言われる。権現とは、仏教に出て来る「仏」が日本古来の「神」になって現れた姿である。(仏教を広める為、日本の神と合祀さ...
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近所の神社 その2

自分が住んでいる氏神様は白山神社だ。御祭神は菊理媛神(くくりひめのかみ)という女神だ。この神社、古くは織田信長が今川義元を討つ為、桶狭間に軍を向かわせている途中に戦勝祈願に立ちよったとされている。(神社の前が街道)神社の創建は1477年。尾張国の太守「斯波義銀」が建立したのが始まりだ。由来を観るに、「?」と感じた箇所があった。そもそも白山神社が建立される前に「榎」の御神木があった。(この界隈にある小学...
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近所の神社

7月の18日、氏神様である近所の白山神社のお祭りがあった。子供の頃以来、行ったことがなかったので、時間もとれたこともあり、御参りに行くことにした。子供の時と比べて、出店の数が激減していた。3分の1くらいしかない。訪れる人も少なかった。これは少子化問題も少なからずあると思うが、もっと根本的な問題があると思った。氏神様は、自分の土地の氏子を守ってくれている。年に一度、感謝の意味を兼ねてする催しが祭りだ。祭...
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矢喰神社(やぐいじんじゃ)

両親が最上稲荷を訪れた次の日、二日目は「桃太郎」所縁の神社を訪れた。岡山県は日本にいくつか残る「桃太郎伝説」の有名な場所の一つだ。(桃太郎伝説についてはこちらまで)吉備津神社、吉備津彦神社、鯉喰神社、矢喰神社、血吸川の順番で回った。吉備津神社、吉備津彦神社は鬼(温羅:うら)を倒した桃太郎(吉備津彦)を祀る神社で、鯉喰神社、矢喰神社は鬼と桃太郎が激突した場所が神社となったものだ。旅の終わり、最後に訪...
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最上稲荷出現の地

両親が岡山県への旅行から帰って来た。最上稲荷への参拝と、岡山県で最も有名な神社、「吉備津神社」と桃太郎伝説所縁の神社の参拝だ。父が神社に行くと、不思議な現象が起こることがある。この話は最上稲荷で起こったことだ・・・。最上稲荷奥の院は、山の中にある。寺の歴史によれば、【最上稲荷の歴史は、天平勝宝4年(752)に報恩大師が八畳岩でご本尊の最上位経王大菩薩を感得されたことに始まります。】とあるように、山...
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忘れて良い事といけない事

毎日ブログを更新している人は凄いと思う。それだけ書くネタが多いという事か・・・。もしくは、日々感じる事が多いということだろうか?そういうところで感性は磨かれていくのだろう。前回の最上稲荷の話も、「何か書くことねぇかなぁ」と考えていたら思い出した訳だが、思い出すと、「何と有り難いことだったんだろう」と気付くと同時に、「俺、忘れてたなぁ」と反省した自分を取り巻く環境、起こった出来事については、忘れて良い...
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いざ、岡山へ その④

~続き夢で言われた通り、父の病気平癒の祈願をし、祈祷をあげてもらった。その後、境内を散策し、奥の院が山の上にあると気付いた。普通にあるいて30分くらいで奥の院にいける。向かう道中、一匹の蝶が自分の周りをぐるぐる回っていたのが、記憶に残っている。奥の院を参拝し、オミクジがあったので引いてみた。オミクジというのは、引く時に「何を聞きたいか」を言葉にしたり、心に思ってから引くと「おっ!」と気付かされるアド...
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いざ、岡山へ その③

~続き早速、旅の唯一の目的の祈祷を上げてもらう為、本堂から廊下で繋がっている、別棟の受付に向かった。祈祷料を払い、受付を済ませると本堂に上がった。お寺さんのお経を聞いていて、日蓮宗だと分かった。「南無妙法蓮華経」だったのだ。我が家でお祭りしている稲荷が「最上稲荷」と判明したのは、ある出来事があったからだ。(ここでは詳細は省きます)名前が不明だった時は「甚五郎稲荷」と呼んでいた。江戸時代の名工「左甚...
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いざ、岡山へ その②

~続きいつかは行こうと思っていた「最上稲荷(さいじょういなり)」。こんな形で行く事になるとは思わなかった。突然決まった、一人旅が始まった。新幹線で岡山駅に着き、そこからローカル線に乗り換えて、着いた駅からタクシーで最上稲荷の元へ向かった。タクシーの窓から大きな森が見えた。すると今度は、巨大な第一鳥居が道路上に現れる。嘗てはここからが境内だったと考えると、かなり大きな寺社であると想像出来た。最上稲荷...
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いざ、岡山へ その①

2年前の5月くらいの話。父が持病を再発して入院した。再発して助かった人はいないという話だったので、その時は覚悟をきめていた。経験のある人もいると思うが、大切な人が重い病気になってしまった時、周りにいる人間が出来る事は少ない。当時の自分もそうだった。そんな状態でも何か出来る事はないかと模索していた時、我が家で縁あって祀ってある、お稲荷さんを思い出した。このお稲荷さんは最上稲荷と言い、岡山県に総本宮があ...
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