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2008-05-21

金太郎の話3

~続き

こうして、戦地で亡くなった金太郎は、その後神として祭られることとなった。手元の一冊の本には驚くべき記述があった。子供の日の由来についてだ。

旧暦の9月18日が、金太郎を祭る「金時祭り」だった。盛んに行われていたが、一時廃れてしまった。人々は忘れようとしていた・・・。時は昭和6年恐るべき事がおこる。
全国にいくつかある、金太郎が祭られている神社の一つに、箱根外輪山「金時山」の中腹に「金時の宿り石(大きな岩)」があり、そこには祠が祭られている。その「宿り石」が突然二つに割れたのだ。

石が割れたと時を同じくして、日本にジフテリアが大流行する。大勢の子供が亡くなった。(余談だが父の兄もこの時亡くなった)
今では考えられないが、戦前の日本には「得体のしれないもの」への恐れが根強くあった。この緊急事態に政府がとった方針・・・。それが「金太郎の祟りである。国民皆で手厚く祭ろう」であった。

それ以後、新暦の五月五日が子供の日となり金太郎の祭り日となった。金太郎の人形は金太郎を偲ぶ為、ちまきはお供えと考えると、今なお続く風習にも納得がいく。

続く~
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プロフィール

紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
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