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主に寺社参拝を通しての気付・思ったことのお話

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紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
momijiyagohukuten.com

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義民伝

いつだったか、所属している経営者の勉強会で、皆で芝居を見に行ったことがあった。内容は江戸時代にいたとされる義民「佐倉惣五郎」だ。時は江戸初期、下総(千葉県)佐倉藩、領内で名主を務めていた男の話だ。当時、あまりの重税に耐えかね何とかしようと奔走するものの結局どうにもならない。藩主に会うことも出来ない。このままでは村人が飢えてしまう。そこで意を決した惣五郎は村の代表として幕府に直訴する。芝居の最後は、...
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堀川沿いの童歌

名古屋市の熱田、及び金山周辺の歴史等を調べていく中、不思議な童歌があることを知った。それは名古屋に流れる運河、堀川沿いに伝った童歌だ。それはこんな歌詞だ。一の鳥居二の鳥居山王様四軒所五坊様に六角堂七面様八幡様九恩寺十憐寺十憐寺の小坊主 鐘つき堂からぶち落ったなんまいだー なんまいだー1から始まって10までが熱田周辺の寺院などの名所の名にかけてある。1と2は熱田神宮の第一、第二鳥居だ。ここまでは特に不思...
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歴史と地名

愛知県にある甚目寺町の神社を調べている時、「反魂香」なる町名を見つけた。魂が返るお香、死者が復活するお香という意味だ。調べてみると、これに纏わる地元の伝説が出てきた。時代や細かい内容などは分からないなので、一度調査に行くつもりだが、だいたいこんな話だ。「昔、藤姫という姫がいた。都にいた父、橋本中将を訪ねる途中、旅の疲れで萱津の宿で死んでしまった。正法寺東厳和尚が「反魂香」焚いて父に会わせた」という...
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子供に伝わる話 「花子さん」 その3

~11月8日からの続き~かつて東北地方で起きた、とある殺人事件があった。遠野にとある警察官の幹部がいた。家族は五人。妻と息子、二人の娘。家は遠野小学校の真裏にあった「武徳殿」という官舎で暮らしていた。夫は女癖が悪く遊女と親しくなりある時二人で温泉に出かけた。それを知った妻は嫉妬のあまり恐ろしい行動を選択した。一家心中である。妻はまず息子と次女を絞殺した。当時小学生だった長女の「いく子ちゃん」は恐ろし...
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子供に伝わる話 花子さん その2

さて「トイレの花子さん」を細かく調査した人の記事を家の本棚にあった古本の中から見つけた。それによると、花子さんの話には幾つかの特徴があった。①おかっぱ頭の女の子である。②学校内のトイレ、奥から三番目に現れる。③赤いスカートをはいている。④その場所で三回ノックすると返事がある。などが挙げられる。全国各地に残る花子さんの話は、微妙に違っているが、上記の事柄は共通しているようだ。都市伝説というものは、人を介...
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