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主に寺社参拝を通しての気付・思ったことのお話

プロフィール

紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
momijiyagohukuten.com

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辨財天「なかきよの」⑮ 不思議な光、そして掛軸完成

~続き現像した写真には連続して不思議な光が写っていた。時刻は夕刻。太陽は西に沈みかけている。にも関わらず、島のすぐ横に垂直にオレンジ色の強い光が舞い降りていた。よく見てみると、水面に強い光が映っている。またその光が金色の蛇のようになって水面を進んでいた。水面の波が光が当たった所から、円く波がおこっている。また、垂直の光の中心に人影らしきものがぼんやりと写っていた。空中に誰か(おそらく女性)いるのだ...
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辨財天「なかきよの」⑭ 刈谷市某神社取材

~続き昨年5月、父の執筆の関係で、愛知県刈谷市の某神社とその周辺を取材することになった。気になる所を数件まわり、夕方5時頃になった。ぼちぼち帰ろうかなという時、父が「これは何処かに辨財天が祭ってあるはずだ」と言いかけた。早速地元の人に聞いてみるが、「そんなのはないよ」という返事ばかりだった。周辺の町名を見ると「弁天町」という町名があった。しかし、辨財天はないと言う。町名に残るくらいだから、嘗ては何処...
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辨財天「なかきよの」⑬ 掛軸作成

~続き以上、「なかきよの魔法」を紹介してきた。これに気付いてから、この掛軸を作ろうということになった。秘密性が高い為、紹介してもいいかためらったが、知ったのも何かの縁。駄目なら出来ないだろうという事で踏み切ることにした。我が家は着物と古美術品、新古茶道具を扱っている。そのつてを利用して縁のあったお坊さん数人に「なかきよの とおのねふりの みなめざめ なみのりふねの おとのよきかな」の詩と「宝船」の...
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辨財天「なかきよの」⑫

~続き籠目籠目 籠の中の酉(鳥居)は 何時何時 出やる 夜明けの晩に 鶴と亀が(つるっと亀が) 崇部った 後ろの正面誰以上、歌の神意を踏まえて、辨財天を主人公にして物語風にまとめるとこんな感じだ。辨財天(以下 弁) 金神様(以下 金) 大将軍(以下 大)弁「金神様、大将軍様。真に真に申し訳ございませんが一日だけ鳥居の中に入って下さい」金「どうしたものか」大「金神殿、腹に据えかねぬのは分かるが今年は...
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辨財天「なかきよの」⑪ 後ろ手

~続き「後ろ手の所作」とは古事記や神道に出て来る呪いの所作のことだ。呪いを掛ける相手に背中を向け、両手を後ろにし言霊を唱えるというものがあった。古事記には後ろ手の所作が出て来る話がある。「海幸彦」と「山幸彦」の話だ。兄弟神でもある二柱の神で、兄が海で漁をする海幸彦、弟が山で猟をする山幸彦だ。簡単に紹介すると、ある日山幸彦が兄と一日だけ居場所を交代してとせがんだ。お互いの大事な道具(神の力)を交換す...
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