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主に寺社参拝を通しての気付・思ったことのお話

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紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
momijiyagohukuten.com

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◆金勝寺と狛坂磨崖仏   「狛坂磨崖仏」について

金勝寺の駐車場に車を止め、林道を暫く歩く。目指すは、金勝寺の更に山奥にある狛坂寺(こまさかでら)。室町時代の古地図には諸堂確認出来るが、現在は廃寺になっている。ここに今回の目的でもある狛坂磨崖仏がある。20分ほどすると登山口に到着した。登山口付近には、馬頭観音堂がある。お参りを済ませて登山口から入山した。分かり難くて申し訳ないが、画像赤丸が馬頭観音堂のある登山口(P)、赤矢印が狛坂磨崖仏である。それ...
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◆金勝寺と狛坂摩崖仏   「金勝寺について」

滋賀県、栗東市の狛坂摩崖仏へお参りに行った。金勝山(こんぜやま)ハイキングコースの中にある摩崖仏である。山の初心者なので、登山が趣味の友人に御同行を願いついてきてもらった。ありがとうございます。コースは金勝寺(こんしょうじ)の駐車場から林道を通り、馬頭観音堂がある登山口から入山するルートをとった。片道2時間弱の山道だ。今回のスタート地点の金勝寺駐車場にあった看板に、室町時代に画かれた境内の地図があ...
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◆温泉寺 後編

事前に頭に入っていた情報や、実際にお参りした際に得た情報を元に考えると、温泉寺の十一面観世音菩薩像は明らかに霊木像と言えるが、仏像自体に残っていた昔話からも、やはりこの仏像が、元々霊木であることが分かった。しかもあの奈良県の長谷寺観音と同じ材だと云う。奈良県の長谷寺に残る縁起は興味深い。簡単に紹介すると、神亀4年(727年)、聖武天皇の勅命により、徳道上人が丘の上に祀ったという長谷寺の十一面観音像。元...
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◆温泉寺 中編

千手観音像への参拝を終え、お寺の方の案内で本堂へ進む。室町時代に再建された本堂は国の重要文化財に指定されている。温泉寺の本尊、秘仏十一面観世音菩薩像は毎年の4月23・24日の二日間に御開帳となるが、この時は上半身しか拝むことが出来ない。33年に一度の本開帳では、3年間の長きに亘り、厨子から引き出されて拝観出来るという変わった御開帳である。本開帳の期間だけ、全身を目の当たりに出来るのだ。薄暗い本堂の案内され...
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◆温泉寺 前編

兵庫県、城崎温泉にある古刹、温泉寺へ参拝に出かけた。高野山真言宗、別格本山のお寺だ。城崎温泉の歴史は古く1400年も遡る。温泉寺のHPには以下のような解説文があった一羽のコウノトリが傷を癒していたのを発見したことが発端であり、その後、養老4年(720)に城崎温泉を開いた道智上人により天平10年(738)に開創された古刹である。 道智上人は衆生済度の大願を発して、諸国をめぐり、養老元年に城崎の地に来て、当所鎮守...
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