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主に寺社参拝を通しての気付・思ったことのお話

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紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾

Author:紅葉屋呉服店:店主 加藤大幾
名古屋市内で呉服中心で古美術も扱っているお店をやっています。

主に趣味のお寺と神社の参拝を中心としたブログです。

◆紅葉屋呉服店
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◆地蔵寺釈厄外伝記について その9  地蔵寺釈厄外伝記の世界 開催中です。

前回の続きです。お寺に納めた方(地蔵寺縁起書)を紹介させて頂きました。この縁起書、父の手を借り、稲荷神の言霊を文字に起こして書いた訳ですが、お寺に納めていない大部分が現在未完状態です。そちらは地蔵寺釈厄外伝記との題名にしました。本年7月2日、父は永眠致しました。お世話になったお客様には、本当に感謝しております。ありがとうございました。父が寝たきりになっていた時、丁度亡くなる一か月くらい前でしょうか。...
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地蔵寺釈厄外伝記 その8

久しぶりの更新となりましたが、父の遺した地蔵寺縁起書の最後の部分です。以下どうぞ。とうとうお読みになりましたね。七月七日、七首の歌の、狐の霊言「にこしかにこそ」が言霊と安倍晴明申します。これを、お読みのそれ其方地蔵寺の御本尊延命長寿の地蔵尊オンカカカ オンカカカ笑ひ声も響きます。お家繁盛まちがい無しと白旗稲荷の大明神が太鼓判を押されます。白旗靡きてハタ、旗、秦とありがたや ありがたや古代、日本人に...
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◆地蔵寺釈厄外伝記 その7

◎六世戒心玉圓尼和尚の詠みし七首の歌知らしめす 白旗稲荷の 呪法とはハタと飛び交い 歌に詠む稲荷の呪法といえば「御玉転がし」白旗稲荷の御神号は、しら鳥がハタハタと舞い飛び歌を詠みて、その霊力と白旗の謂れを知らしめすと言ふ。襤褸なる 纏いし衣の在の衆残りし物は 白き玉石襤褸(らんる)とは漢語でボロの意と聞く。ボロを纏った村人ですが、残ったお宝は白き稲荷の御宝玉、有難や有難や礑(はた)と見た 大明神の...
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◆地蔵寺釈厄外伝記について その6

○ 地蔵寺年代記開基 源明厚淳尼和尚 安永五年二月十九日遷化 (一七七六年)開基厚淳尼は濃洲の人で、(森太兵衛家二代目の人と伝ふ)深く仏教を渇仰せられ、出家得度の後諸国の寺社を巡拝、特に四国八十八箇所霊場に巡礼されたこと八十八回に及びました。厚淳尼の所有地六畝八歩の現在の所有地に、津島の興福寺から一堂宇を寛保元年七月二十六日(一七四一年)に移築いたし、尼の護持仏「地蔵菩薩」を本尊に安置され、長栄寺八...
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◆地蔵寺釈厄外伝記について その5

今回は地蔵寺縁起書の続き、白旗稲荷についての記述部分を御紹介致します。○地蔵寺守護神、白旗稲荷と深草稲荷(伏見稲荷)のこと白旗稲荷の縁起を知るにはまず、深草稲荷を知らねばなりません。深草(伏見)稲荷と申せば、日本中知らぬ者無しの稲荷の総本山、どなたも白狐の姿を思い浮かべます。しかし、これは稲荷の霊力を知らしめす為の仮の姿であって、御神体は別に確りと存在致します。御祭神は、五柱神、宇迦之御魂大神(う...
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